イギリスのビジネス・通商省(Department for Business and Trade/DBT)のグレッグ・ハンズ(Greg Hands)通商政策担当閣外大臣は5日午前、姚金祥・駐イギリス代表と会談し、双方の経済・貿易および科学技術協力の計画や実施の進捗状況について話し合いを行いました。
ハンズ氏は2022年11月に台湾を訪問しており、その際には当時の経済部(日本の経産省に相当)の陳正祺・政務次長と共に第25回 台湾・イギリス経済貿易対話の共同議長を務めたほか、蔡英文・総統を表敬訪問し、行政院(内閣)、経済部、デジタル発展部などの高官とも会談を行いました。
ハンズ氏は自身のX(旧ツイッター)で、2022年の訪台後、姚氏と会うことができてとてもうれしい。今回は、姚氏が駐イギリス代表となって初めての会談だと記しました。
姚氏は今年1月中旬にイギリスに着任。それ以前は、外交部(外務省)欧州司の司長を務め、在任中にハンズ氏やアジア太平洋地域貿易担当のマーティン・ケント(Martin Kent)公使など、イギリスの現職の高官が台湾を訪問していました。
ハンズ氏のSNSの書き込みによりますと、姚氏とは、台湾とイギリスの「貿易強化パートナーシップ(ETP)協定」や、先ごろ閉幕した世界貿易機関(WTO)の第13回閣僚会議(MC13)、そして貿易や科学技術の分野における双方の協力について話し合ったということです。
昨年11月、台湾とイギリスはETPを締結。初期の計画で、二国間投資、デジタル貿易、エネルギーおよびネットゼロなど3つの主要分野について対話を行う予定となっていました。
駐イギリス代表処は、姚氏とハンズ氏は、ETPの初期段階の3つの主要分野における交渉の進捗状況、昨年ロンドンで行われた第26回台湾・イギリス経済貿易対話後の進捗状況、二国間の経済、貿易、投資関係の発展とビジョンを含む一連の議題について、およそ30分に渡り会談を行ったと説明しました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)