環境部(環境省)は28日、アメリカ航空宇宙局(NASA)の空気品質観測の実験機が今日、再び台湾へと飛行してきたと発表、環境部、中央気象署など各部門から200人を超えるスタッフが動員され、台湾の大気汚染防止対策をより向上させるための、3D空気品質資料解析を行います。
環境部によりますと、オゾンやPM2.5、およびその前駆物質の高時空間解析3D空気品質資料が提供され、台湾の大気汚染改善対策のための衛生検証、モデル評価、および管理戦略の参考として使用できます。
今回は、環境部七海計画の高雄・屏東3D空気品質実験要件に合わせ、飛行ルートを立てました。気象署の他、交通部民用航空局、空軍気象連隊、各地方の環境保護局、台湾の20の学術研究機関から45名の学者らが協力し、200人を超えるスタッフが動員されました。
環境部は、NASAと台湾が協力した2つのハイエンド地上空気品質スーパーモニタリングステーションと、アメリカ海洋大気庁(NOAA/ノア)の垂直分光計ステーション、国内の空気品質および光化学モニタリングネットワーク、無人機、ウィンドプロファイラー、風力タービン、空気探索システム、太陽光度計などにより、48時間継続して集中観測を行い、地形、大気循環、大気汚染などの三次元空間の経年変化を総合的に解析する国際共同観測であると説明しました。
なお、NASAの2機、DC8とGIII機は2月15日に台湾への4時間の飛行に成功。そのうちDC8機は中南部・雲林、南部・嘉義、台南から南部・高雄、屏東エリアまでの高度46フィート(約15メートル)から1万1000フィート(約3,300メートル)までのリアルタイムの大気汚染物質の変化を測定しました。
この他、GIIIは高度2万8,500フィート(約8,600メートル)を中部・台中から南部・屏東間を飛行し、エリアの広い範囲の空気品質を測定。同時に、3D空気品質観測実験には延べ138回のドローンの飛行と、のべ68回の空気探索機打ち上げなどが行われ、気象と大気汚染物質の垂直方向の変化の測定が行われました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)