アメリカ・ワシントンD.C.に本部を置くシンクタンク、「ヘリテージ財団」のケビン・ロバーツ会長が同財団の創設者であるエドウィン・ジョン・フュルナー・ジュニア(Edwin J. Feulner, Jr.)氏らを率い、台湾を訪問しています。蔡英文・総統、頼清徳・副総統は26日午前、それぞれケビン・ロバーツ会長一行の表敬訪問を受けました。
蔡英文・総統は一行と面会した際、ヘリテージ財団が長期にわたりメディアへの寄稿やセミナーの開催などを通じて台湾とアメリカの関係を支持しており、継続的に影響力を発揮し、台湾とアメリカの双方の経済、貿易、安全保障などの分野でより緊密な連携を支援していることに感謝の意を伝えました。
蔡・総統はまた、ヘリテージ財団が毎年発表している経済自由度指数(Index of Economic Freedom)は、台湾の経済政策にとって重要な参考資料である。台湾が世界で4位にランクされていることは政策の方向が正しいことを示していると指摘しました。
蔡・総統は、「2023年、台湾の経済自由度指数は世界4位で、過去最高の成績を記録した。これは、ここ数年間において台湾が産業の革新と高度化を進め、環境の持続可能性を実現する方向が正しかったと証明している。これにより、企業にとって優しい投資環境が創造されるだけでなく、国際的な評価と信頼も得ている。」と話しています。
蔡・総統はさらに、アメリカは台湾にとって、安全保障及び経済・貿易の分野での重要なパートナーである。互いの協力分野を拡大することは、双方の利益に合致するだけでなく、世界のサプライチェーンの安全と安定を確保し、世界の民主主義陣営が共に、自由、民主主義、人権といった普遍的な価値を守るのにも役立つだろうと述べました。
一方、頼清徳・副総統は、台湾は今後、中国による直接的な脅威、気候変動、世界のデジタル化、さらにはグローバルなサプライチェーンの再構築など、さまざまな挑戦に直面するだろう。これらに対応するため、国際社会からの助言とサポートが非常に必要である。台湾は台湾海峡の平和と現状を継続的に強く守り、国際社会に貢献していくと語りました。
頼・副総統は、「私は、台湾の責任は非常に重大であり、これは単に台湾の民主主義の継続に関係しているだけでなく、台湾海峡の安定やインド太平洋地域の平和にも影響を与えることについて、よく理解している。このため、私は次期副総統に当選した蕭美琴・前駐米代表、そして、台湾の人々と共に、台湾の平和である現状を断固として守り、国際社会の平和にも貢献したい」と話しています。
ケビン・ロバーツ会長は挨拶で、頼・副総統が次期正副総統選挙で当選を果たしたこと、台湾が2024年の経済自由度指数(2024 Index of Economic Freedom)で再び世界4位にランクインしたことに、祝意を示したほか、頼・副総統は世界で初めてこの報告書を受け取った人であると語りました。
(編集:許芳瑋/本村大資)