アメリカ連邦議会下院議員で「アメリカと中国共産党の戦略的競争に関する特別委員会」の委員長を務めるマイク・ギャラガー(Mike Gallagher)氏が率いる訪問団が22日台湾に到着しました。訪問団のメンバーにはラジャ・クリシュナムルティ(Raja Krishnamoorthi)議員、ジョン・ムーレナー(John Moolenaar)議員、セス・モールトン(Seth Moulton)議員、ダスティ・ジョンソン(Dusty Johnson)議員などが含まれており、委員会が代表団を結成しての訪台は初めて、2024年の中華民国正副総統選挙後ではアメリカからの訪問団は三つ目となります。
蔡英文・総統は総統府で訪問団を歓迎し、具体的な行動をもって台湾の民主主義に対する断固とした支持を表明した超党派議員らに感謝の意を表すとともに、台湾とアメリカの緊密なパートナーシップが一層浮き彫りとなった。中国特別委員会とアメリカ政府が台湾の安全保障を重視していると感謝の意を述べました。
蔡・総統は、今年は台湾関係法制定45周年を迎える。この法律は台湾とアメリカの友好を促進し、深めてきた。中国特別委員会は昨年、台湾支援をする10の政策を提案した報告書を提出しており、これは台湾の安全保障を重視していることのあらわれである。アメリカ政府と議会が国防権限法等を通じて台湾の自衛能力を強化し、民主主義と自由を守り、地域の平和を守るため支援し続けていることに感謝したいと述べました。
蔡・総統はまた、昨年、委員会の経済報告にて言及された台湾とアメリカの二重課税問題について触れ、一日も早く制定され、台湾とアメリカ双方のビジネス投資のニッチがさらに創出され、相互利益と相互繁栄の経済貿易交流環境が構築されることを望んでいる。台湾は今、世界の民主主義と平和において重要な役割を担っており、今後、他国とのパートナシップを強化し、積極的に世界へ進んでいくと強調。加えて、新たな一年において、台湾とアメリカがさまざまな問題について緊密な交流を行い、理念が近い多くの国々と協力して世界の民主的サプライチェーンの強靱性を強化し、世界的な繁栄と発展を生み出すことを期待すると述べました。
頼清徳・副総統は蕭美琴・次期副総統を伴い、総統府にてギャラガー委員長一行を迎え、あいさつの中で、世界の地政学は大きな変化を迎えており、全体主義や世界の様々な挑戦と立ち向かっていかなければならない中、総統就任後は蕭・次期副総統と協力し、台湾の人々とともに努力し、アメリカを代表とする民主主義国家と団結して、世界をより豊かで安定した平和なものにしていきたいと考えていると述べました。
頼・副総統は、中国は外交、防衛、政治、経済のあらゆる面で国際社会に強い圧力をかけている。台湾はこのような問題に直面しており、平和、対等、民主主義、対話の四原則に基づいて両岸関係にしっかりと対応していくとともに、防衛、国家の安全保障力を強化し、台湾を守る決意を国際社会に伝えていきたいと述べました。
ギャラガー委員長について頼・副総統は、若い政治家として、家族や個人のキャリアも含め未来の多くのことを考慮していかなければならないが、ギャラガー委員長が今後も議会に留まり、世界の平和と民主のために奮闘することを期待している。ギャラガー委員長の議会での活躍はアメリカだけでなく、台湾、インド太平洋、さらには全世界にも影響を与えると信じていると述べました。
(編集:岩口敬子/王淑卿/本村大資)