両岸の金門・アモイ海域の緊張が高まる中、アメリカのジェイク・サリバン(Jake Sullivan)国家安全保障担当大統領補佐官は20日、アメリカの立場は非常に明確であり、台湾海峡の平和と安定を維持し、一方的に平和や安定を破壊するいかなる行動も反対すると述べました。
20日には中国の巡視船1隻が金門の禁止水域に侵入。海巡署は船を同行させて退去させるとともに、付近の海域の哨戒を続けています。
サリバン氏は、国会で速やかに対外援助法案の可決をするよう求めた電話報告で、この件と、中国海警の行動が適切であったかどうかについて質問をされましたが具体的なコメントはしませんでした。
しかしサリバン氏は、アメリカの立場は非常に明確で、台湾海峡の平和と安定を維持し、平和や安定を破壊する一方的ないかなる行動も反対する。「これは我々が声を大にして言い続けていることで、明確に届けているメッセージである」と述べました。
アメリカ国務院のマシュー・ミラー(Matthew Miller)報道官はメディアの報告でこの問題について問われ、今まさに北京の行動を注視している。アメリカは引き続き自制を求め、一方的に現状を変えないよう求めている。数十年もの間、この現状が台湾海峡と地域全体の平和と安定を維持してきたと語りました。
また、ミラー報道官は、中国に対し、誤った判断によるリスクを減らすために、台湾と有意義な対話を行うよう促しました。アメリカは、この地域、そして世界各地の他の国々同様、台湾海峡や広くはインド太平洋地域の平和と安定は共通の利益だ。これは世界全体の安全と繁栄に影響するものであると語りました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)