中米・ホンジュラスの新聞「ラ・プレンサ(La Prensa)」は、ホンジュラスが2023年3月に台湾と断交してから11か月近く経つ現在も、台湾に対して4億4000万米ドル(139億台湾元)以上の債務があると指摘しました。
82年に及ぶ外交関係の中でホンジュラスと台湾は経済・貿易において協力し、多くの成果を得たほか、台湾はホンジュラスが支援を必要とした際に幾度となく手を差し伸べてきましたが、ホンジュラスはそれを顧みずに中国と国交を結びました。
ホンジュラス外務省は現地時間の昨年3月25日、旧名ツイッターのSNS「X」の投稿で、台湾との国交断絶を宣言。その後直ちに中国・北京にて中国と国交樹立に関する共同コミュニケに調印。台湾との外交関係に終止符を打ちました。
報道では、ホンジュラスのシオマラ・カストロ現大統領は在任中、台湾からの融資を受けておらず、直近の融資はフアン・オルランド・エルナンデス前大統領政権時代の2019年に受けた3億米ドルだと指摘。
台湾からの資金は住宅再建、学校インフラ、学校給食などのプログラムに割り当てられた。ホンジュラス政府が台湾と国交を断絶したのは、中国にさらなる経済的支援と資金援助を求めるためだとしています。
さらに、台湾は同国の白エビの主要な販売相手であったため、国交断絶が白エビ輸出に影響を及ぼしているとし、ホンジュラスは同様の特恵関税の条件で中国への白エビ輸出を計画しているということです。
(編集:本村大資/中野理絵)