与党・民進党は昨日(15日)、1月13日に行われた立法委員(国会議員)選挙に、同党から比例代表で立法補した陳俊翰・弁護士が、風邪から合併症を引き起こし、11日未明に亡くなっていたことを明らかにしました。40歳でした。蔡英文・総統、頼清徳・副総統のほか、各野党も哀悼の意を表明しました。
陳俊翰・弁護士は全身の筋力が低下する難病、運動神経脊髄性筋萎縮症 (SMA) で、かつ大学時代には火事により両足を切断するという大きなハンディを持ちながら、国立台湾大学で会計学と法律学の学位を取得、さらに司法試験にトップ合格を果たし、SMA患者初の弁護士となると、アメリカのハーバード大学で修士号、ミシガン大学で博士号を取得、アメリカニューヨーク州で弁護士資格を取得しました。その後、高収入をなげうち、希少疾患の患者や心身の障害者の為の政策を提唱する為に帰国、中央研究院で研究員をつとめながら、彼らの権益獲得の為の活動を行っていました。
今回の立法委員選挙で当選はなりませんでしたが、決起集会でのスピーチは多くの人々を感動させました。総統府の林聿禅・報道官は15日、政府は、陳俊翰・弁護士が目指していた多様で、平等かつ人々が共存できる社会づくりの為、引き続き、障害者の権益保障を強化する政策を推進していくと述べました。
(編集:駒田英/本村大資)