イギリスの経済紙「フィナンシャル・タイムズ」は13日、アメリカ連邦議会下院議員で「中国問題特別委員会」の委員長を務めるマイク・ギャラガー(Mike Gallagher)氏が率いる訪問団が来週、台湾を訪問する際、次期総統に当選した頼清徳・副総統と、韓國瑜・立法院長(国会議長)を表敬訪問する予定であると報じました。
報道によりますと、2名の台湾の政府関係者を含む3名の詳しい関係者の話では、タカ派と呼ばれる共和党籍の下院議員であるギャラガー氏は21日に台湾に到着。訪問団は7名のアメリカの議員が参加する見込みです。
報道ではさらに、ギャラガー氏率いる訪問団は頼清徳・次期総統への支持を表明するとしています。
頼氏は5月20日に総統に就任します。
アメリカ政府は既に中国に対し、総統就任式典前に台湾への攻撃的な活動をしないよう警告をしています。一方、中国は、アメリカは台湾に関する事柄に干渉すべきではないと長年の批判を繰り返しています。
ギャラガー氏のオフィスからはこの報道についてのコメントの要請に対する回答はありませんでしたが、「フィナンシャル・タイムズ」が先日、ギャラガー氏が台湾を訪問する予定であると報じた後、ギャラガー氏は最近のポッドキャストの番組の中で、今年の春には台湾を訪問する計画であると明かしていました。
ギャラガー氏は2017年よりウィスコンシン州の連邦下院議員を務めており、2023年1月にアメリカ連邦議会下院に設置された、対中国問題を扱う超党派の特別委員会「中国問題特別委員会(Select Committee on the Strategic Competition Between the United States and the Chinese Communist Party)」の委員長を務めています。ギャラガー氏は、先週、次の下院議員選挙に出馬しないと表明しています。
「フィナンシャル・タイムズ」は、ギャラガー氏は特に中国軍が台湾周辺で軍事活動を続けている状況の中、常に真っすぐに台湾支持を言い続けている。北京当局はおそらくギャラガー氏の訪台に反対するだろうと報じています。
なお、ワシントンの中国大使館からはコメントの要請に対し回答はないということです。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)