蔡英文・総統は7日、日本・東京都の小池百合子知事の表敬訪問を受けました。
蔡・総統は、台湾と日本は共に多くの課題に向き合ってきた。常に支え合うパートナーシップにある。これからもより多くの交流・協力の機会が得られることを願っていると述べました。
また、台湾と東京都は消防や教育などの分野において多くの交流があり、小池知事が訪問団を率いて訪台してくれたことをうれしく思うと話しました。
蔡・総統は、「私たちはこれまで共に多くの課題に向き合ってきたが、日本には小池知事と言う良き友人がいると深く信じている。今後もさらに多くの交流と協力ができることを願っている」と語りました。
小池知事は挨拶の際、まずは能登半島地震発生後、日本の災害救援のために多くの寄付を寄せてくれた台湾に感謝を述べ、防災は人々の命を守るのに非常に重要な課題であり、台湾、日本、双方の共通する使命である。東京都は防災関連訓練を非常に重視しており、台北市消防局と合同演習計画もある。台湾と日本は今後もこの分野において協力の強化を続けていくと語りました。
また、頼清徳・副総統も同日、個別で小池知事の表敬訪問を受けました。
頼・副総統は、今後も台湾海峡の安定した現状と地域の平和を維持すること、および台湾のさらなる繁栄と発展を促すことに努めると表明。台湾と日本が協力を強化し、地域の平和と安定、および経済産業の繁栄と発展の分野でウインウインの局面を切り開くよう期待を寄せました。
小池知事は、頼・副総統の次期総統選での当選に祝意を述べ、台湾と日本は防災や救援において協力を強化するだけでなく、デジタル産業やスタートアップ産業を共に発展させることへ期待を示しました。
なお、小池知事はこの日、台北市の蔣萬安・市長とも個別に面会。両都市が直面している、防災や気候変動、少子化等の問題について意見交換を行いました。
この他、昨年、東京都が打ち出した卵子凍結の助成が大きな反響を呼んでいますが、蔣・市長もこの政策について小池知事に質問し、今後、双方の関係部門が連絡を取り合って、この経験についてさらに詳しく学んでいきたいと話しました。
(編集:中野理絵/王淑卿/本村大資)