フランスのステファヌ・セジュルネ(Stephane Sejourne)外相が7日、中国がM503航路を変更したことについて上院議員からの質疑に応え、北京側が一方的に現状を変えることに反対する立場を示しました。
ヨーロッパ諸国の外相が、中国が一方的にM503航路を変更したことに反対する声をあげたのは初めてです。ステファヌ・セジュルネ外相は台湾による国際組織参加にも支持を表明しました。
これについてフランス駐在大使に当たる、呉志中・フランス駐在代表は、台湾海峡の安定はフランスにとって重要な利益だということがうかがえるという見方を示しました。
中国民用航空局は1月末に2月1日から、M503航路に沿って北から南に向かって飛行する場合、やや西に偏って飛行することをやめることを発表すると共に、W122航路とW123航路とつながって西から東に向かって飛行することを発表しました。この変更は一方的なものであって台湾を尊重しなかっただけでなく、国際路線の飛行の安全にも影響を及ぼすことから、国際社会で物議を醸しています。
なお、W122は中国の福州から東に向かう航路。W123は中国のアモイから東に向かう航路。これまでこれらの場所からは北方を迂回する形でしたが、2月1日からは直接東に向かいM503につながることになっています。
(編集:王淑卿/本村大資)