蔡英文・総統は31日、アメリカのシンクタンク「ハドソン研究所(Hudson Institute)」訪問団の表敬訪問を受けました。2024年の次期正副総統選後、最初のアメリカのシンクタンクによる訪問です。
蔡・総統は挨拶の際、ハドソン研究所が総統選後、台湾とアメリカの交流を更に一歩進めるために訪問団を組んでくれたことに感謝を述べました。また、台湾が平和的かつ、円滑に選挙を終えたことは、改めて世界に向けて台湾は民主の道を歩み続けていくことを証明したと話し、台湾は引き続き民主主義、自由を守り、民主的パートナーとの協力をより深めていくと強調しました。
蔡・総統は、「ここ数年、権威主義の拡張や、異常気象など世界的な課題に直面している。台湾は引き続き国力強化し、サプライチェーンを安定させ、国防改革も推し進め、民主主義と自由を守る決心を表している。現在の台湾はすでに世界の台湾である。これから台湾も各分野の世界的な問題において、民主的パートナーとの協力を更に深めていくよう努めていく」と語りました。
また、この機会に、アメリカ政府および議会が台湾の安全保障問題を重視し、台湾への武器売却の常態化だけでなく、連邦議会上下院で2024会計年度の国防権限法を可決し、双方の安全協力パートナー関係を深化させてくれたことへ感謝を述べました。
そしてハドソン研究所にも、台湾への訪問団を組織するだけでなく、台湾問題の研究討論会を開催したり、台湾のために文書で声を上げてくれるなど、長きに渡り台湾を重視し、支持してくれたこと、さらには台湾が権威主義の圧力に直面したとき、台湾に寄り添ってくれていることに感謝を述べ、引き続きアメリカや盟友の安全や自由、繁栄を促進していくと語りました。
また、ハドソン研究所の訪問を通して、台湾とアメリカがより多くの対話や協力の機会を増やし、双方の経済発展を促進し、共に国際社会により多くの貢献をもたらすと信じていると述べました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)