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エバー航空パイロット労組はスト権取得、早ければ旧正月前後に実施

  • 22 January, 2024
  • 許 芳瑋
エバー航空パイロット労組はスト権取得、早ければ旧正月前後に実施
エバー航空のパイロットらが所属する労働組合は22日、合法的なスト権が確立されたと発表。早ければ旧正月期間に実施する可能性も排除しないという。 (写真:CNA)

台湾の大手航空会社、エバー航空(長栄航空)のパイロットは、賃金の20%引き上げ、外国滞在時の手当の増額、外国人パイロッの違法雇用の禁止に関する交渉が進展しないため、昨年12月22日、台湾の航空各社のパイロットでつくる労働組合「桃園市機師職業工会」の協力のもとで、同労組のエバー分会がストライキ権の投票を開始しました。今年1月8日からは、エバー航空社員以外の会員も対象にした投票が行われています。

同労組は22日、台湾北部‧桃園市労働局の代表および弁護士の立ち合いで、午前10時すぎに開票作業を完了。スト権の投票結果ですが、会員は1398人で、そのうち910人が投票に参加。開票の結果、900票が賛成で、10票が反対、合法的なスト権が確立されました。

同労組によりますと、早ければ旧正月(2月10日)期間にストライキを実施するとし、空港に行った旅客が飛行機に乗れないという状況を避けるため、遅くともスト決行の24時間前には予告するとしました。

エバー分会の会員は、主に長距離の乗員であり、アメリカ、カナダ、ヨーロッパの主要な空港を往復するパイロットの比率が比較的高く、75%に達します。そのため、もしストライキが実施された場合、旧正月期間にエバー航空を利用してアメリカ、カナダ、ヨーロッパの主要都市を往復する旅客に影響が及ぶ可能性が高まるということです。

エバー航空は22日、スト権の投票結果に関するプレスリリースを発表し、その中で遺憾の意を示しました。発表によれば、エバー航空はこれまでに、パイロット労組との交渉を続けてきましたが、今回の結果は残念だとしています。プレスリリースでは、労組に対して旅客の権利を優先的に考慮し、冷静で実現可能な態度で労使交渉を進めるよう呼びかけつつ、同時に労組との協議を継続する姿勢を崩していないことも明らかにされました。

エバー航空のパイロットは1,460人以上で、今回のストを支持するパイロットは543人、エバー航空のパイロット総数の37%を占めます。そのため、パイロット労組が旧正月前後にストライキを実施する計画に対し、エバー航空は緊急対応チームを組織しており、主要な航路の運行を確保するよう、人員配置、フライトスケジュール、および旅客輸送計画を確認しています。

(編集:許芳瑋/本村大資)

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