第16代正副総統選挙と第11期立法委員(国会議員)選挙が13日午前8時から午後4時まで行われ、4時以降、台湾全域に設けられた1万7795ヶ所の投開票所で開票が行われました。開票は13日22時4分に終わりました。中央選挙委員会の李進勇・主任委員は13日夜、記者会見を開き、与党・民進党の頼清徳・蕭美琴ペアの当選を明らかにしました。
李進勇・主任委員によりますと、正副総統選挙の有権者数は1954万8531人で、投票者数は1404万8310人で、投票率は71.86%でした。
与党・民進党の頼清徳・蕭美琴ペアは558万6019票を獲得、得票率は40.0503%でした。野党・国民党の侯友宜・趙少康ペアは467万1021票を獲得し、得票率は33.49%で二位、野党・台湾民衆党の柯文哲・呉欣盈ペアは369万466票を獲得し、得票率26.4597%で三位となりました。今年の正副総統選挙は三つ巴の戦いでした。
中華民国台湾では1996年から総統の直接選挙が行われ、有権者が直接総統を選出しています。それ以来、「政権与党は2期8年まで」という「8年の呪い」が続いており、3期連続で政権与党を務めた政党はありません。民進党の頼清徳・蕭美琴ペアは今回の当選により、この「8年の呪い」を破り、民進党も3期12年連続で政権を握る政党となりました。
一方、立法委員選挙では、13日、立法委員113議席が選出されました。内訳は、小選挙区と華僑枠が73議席、全国区が34議席、原住民枠が6議席です。野党・国民党が小選挙区、原住民枠、全国区で52議席を獲得し、民進党は51議席、台湾民衆党は全国区で8議席を獲得し、三党とも過半数を上回っていません。
中央選挙委員会によりますと、小選挙区の投票者数は、1371万7000人余り、投票率は72.08%です。政党の枠(全国区)では、民進党は498万票余りを獲得、得票率は36.16%で、13議席を獲得しました。国民党は476万票余りを獲得、得票率は34.58%、13議席を獲得しました。野党・台湾民衆党は、304万票余りを獲得、得票率は22.07%で、8議席を獲得しました。
民進党の議席数は前回の選挙、2020年の61議席から51議席に減り、10議席を失いました。52議席を獲得した国民党は議会の最大の政党となりました。柯文哲・前台北市長がリードする台湾民衆党は小選挙区で全滅しましたが、政党の得票率は前回に比べて22%へと倍増し、全国区の議席を8議席獲得し、議会での重要な少数派となりました。
県と市別でみると、民進党は南部の屏東県、高雄市、台南市、嘉義県と嘉義市でいずれも全勝し、19議席を獲得しましたが、中部・雲林県の第一選挙区で落選したため、議席を国民党に明け渡しました。
国民党は北部・桃園市で全勝し、基隆市、新竹県と新竹市、中部・南投県、東部・花蓮、南東部・台東、離島の金門をも席捲し、2020年の38議席よりも14議席多い52議席を獲得しました。
なお、中央選挙委員会は1月19日までに第16代正副総統選挙と第11期立法委員の当選者名簿を審査・決定してから公告します。次期立法委員は2月1日に宣誓を行い、就任します。次期正副総統は5月20日に就任します。
(編集:王淑卿)