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国民党が国産ワクチン問題を巡り臨時国会召集へ意欲、民進党は選挙への干渉を疑問視

  • 03 January, 2024
  • 中野理繪
国民党が国産ワクチン問題を巡り臨時国会召集へ意欲、民進党は選挙への干渉を疑問視
国民党が国産ワクチン問題を巡り臨時国会の召集を提案。民進党は尊重するとしながらも選挙への干渉ではないかと疑問視している。(写真:ロイター/TPG)

2024総統選挙まで10日となりました。

野党・国民党は、再度、国産新型コロナワクチン「高端疫苗(メディゲン・ワクチン)」について多くの疑問を提起し、与党・民進党の総統公認候補である頼清徳氏はテレビ討論会で、「高端疫苗(メディゲン・ワクチン)」購入契約を公開することに賛成を示しました。国民党は3日、さらに1月5日に立法院の臨時会(臨時国会)の召集を提案。陳建仁・行政院長(首相)により「高端疫苗(メディゲン・ワクチン)」がメーカーに利益をもたらしていないかどうか、あるいは国民の健康を危険にさらしていないかどうかプロジェクトの報告を求めるとともに、游錫堃・立法院長(国会議長)に対してできるだけ早く与野党の交渉を行うよう呼びかけました。

これについて、民進党立法院党団の江永昌・副幹事長は、憲法の規定により、4分の1以上の立法委員からの要請があれば立法院の臨時会を召集することができるとされており、国民党団の決定については民進党団も尊重すると話しました。ただ、「高端疫苗(メディゲン・ワクチン)」は世界保健機関(WHO)の試験にも選ばれ、国際的な学術雑誌においてもその予防効果を確認していると強調。「高端疫苗(メディゲン・ワクチン)」の購入について、行政団体は既に何度も公の場で説明をしていると話し、野党立法委員に対し、立法院の議場が選挙戦の中傷や批判の戦場にすべきではないと明確に語りました。

江永昌・副幹事長は、「信じる者は常に信じるし、信じないものは何千もの理由をつけて言ってくる。彼らがどんな回答を期待しているのかわからない。なぜなら関係する説明は非常にはっきりとしている。この時期に臨時の会議を開く形で故意に選挙を煩わせようとしているのではないか。私はそのようにすべきではないと考えている」と述べました。

また、洪申翰・副書記長も、「高端疫苗(メディゲン・ワクチン)」の63の事案は全て捜査され、違法性はなかったため終了し、審計部も「高端疫苗(メディゲン・ワクチン)」の経費の用途についても調査したと指摘しました。

この他、立法院衛生環境委員会はすでに「高端疫苗(メディゲン・ワクチン)」の契約問題に関する会議を20回近く行い、価格、緊急使用許可(EUA)なども全て公開されており、国民党は選挙戦の終盤にまたこれを持ち出してきた意図がわからないと語りました。

詳細を公表するかどうかについて洪・副書記長はこれは契約や法的な詳細が含まれるものである。最も重要なのは、専門的なものは専門的に、政治は政治にとどめ、専門的な問題を政治的な思惑や汚名を着せるために利用しないことだと述べました。

野党・民衆党も、頼清徳氏は「高端疫苗(メディゲン・ワクチン)」の契約開示に賛成しているが、「高端疫苗(メディゲン・ワクチン)」は反対している。これは両面的な手法だと指摘。そして衛生福利部長に対し、頼・副総統の意見に従って、直ちに契約内容を公開し、資料の透明性を通じて自らの潔白を証明するよう要請しました。

(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)

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