中華民国第16代正副総統選挙および第11期立法委員(国会議員)選挙は、来年1月13日に投票が行われます。28日、中央選挙委員会主催による、選挙前最後のテレビ政見発表会が行われました。
野党・台湾民衆党公認候補の柯文哲・主席、野党・国民党公認候補の侯友宜・新北市長、そして与党・民進党公認候補の賴清德・副総統の順で発言を行い、三人はまず、北部・新北市の中学校内で発生した生徒同士による殺傷事件に言及、学校内の安全やセーフティーネットに関する重要性を強調したほか、台湾海峡両岸問題、外交、経済・貿易政策などに関して、舌戦を繰り広げました。
民進党の頼氏は、野党両党共に中国大陸依存という回帰路線であり、自分こそが民主主義の路を歩み、台湾を国際社会へ導くリーダーだと主張しました。これに対し、国民党の侯氏は、頼氏のこうした印象操作を批判、我こそが中華民国台湾の中間路線を維持していくと強調、また、民衆党の柯氏も、かつての自身の「両岸は同じ家族(兩岸一家親)」という発言を「一つの中国」の受け入れだとする頼氏の批判は誤りだと反発しました。
(編集:駒田英/本村大資)