台湾北部の台北市を主なロケ地として撮影された、フランスの名監督、リュック・ベッソン監督の最新作、『ルーシー』が20日に台湾で公開される。ベッソン監督夫妻は19日、特に台北で記者会見を開き、台湾で映画を撮影した感想、および最新作の内容を紹介した。
4000万米ドルを費やして制作された、ハリウッド映画『ル―シー』はベッソン監督が台湾を舞台にして撮影した初めての映画で、アメリカでの興行成績はすでに1億6000万米ドルを突破した。89分間の映画のうち、台北市のシーンが半分以上あり、台湾の宣伝に大いにプラスになると見られている。
ベッソン監督は、台北市のすばらしさを称えると共に、「台北101があってよかった」と冗談半分で言った。ベッソン監督は、「一部の都市は映画の撮影に最適だが、そうでない都市もある。たとえば、フランスのパリと台北市はどちらも映画の撮影にもってこいの都市だが、アメリカのニューヨークは違う。高くて垂直型の大きな建物が密集しているため、ニューヨークで広々とした水平感覚の映画がとりにくい。台北市にはランドマークのような存在の台北101があって、人がどこにいるかすぐ分る。パリのエッフェル塔のようだ。」と、なぜ台北市を映画の舞台にしたか、その原因を説明した。
ベッソン監督は、「台湾で最も印象深かったのは台湾の人たちだ。みな笑顔を見せて非常にフレンドリーだ。」と、台湾に対する印象を述べた。台湾のショウロンポウが大好物のベッソン監督は、必ずまた台湾を訪れると約束した。なお、台北市の郝龍斌・市長は、ベッソン監督に、貴賓に贈られる「市の鍵」を贈り台北の魅力を世界に発信することに感謝した。ベッソン監督は10年前に、この映画の初稿を仕上げたころから台北をロケ地にする考えだという。