総統府は27日、総統・副総統の「春聯」とお年玉袋、そして「福袋」を公開しました。来年(2024年)は辰年と言うことから、これまでに3度、総統府の「春聯」の代筆を務めたことがある新世代デザイナー、簡伯諭氏が筆を取り、“万物の繁栄”を意味する「萬物興隆」という言葉を、辰年にかけ同じ発音の“龍”という字にかえた「萬物興“龍”」にし、流れるような筆さばきで書き、その勢いを表現するとともに、国民および各界の繁栄を願っています。
お年玉袋と福袋は、新世代デザイナー、顏妘珊氏によるデザインで、龍のシルエットは来年、全てが繁栄し、うまくいくようにという願いが込められています。
顏妘珊氏は、「龍は多くの特徴を持っている神獣であることから、東洋では特別な力や縁起物の象徴でもある。私は龍の形を簡略化し、丸みのある線を用いて、芸術性とシルエットのスタイルを表した。この丸みのある線から、調和や融合、そしてスムーズな進歩のイメージを伝えることができればと思っている」と説明しました。
総統府の林聿禪・報道官によりますと、来年の「春聯」と、6枚セットのお年玉袋はそれぞれ32万セット印刷され、来年の1月1日から2月7日まで、総統府の一般開放参観イベントで配布されます。
なお、1月1日は午前中に、蔡英文・総統と頼清徳・副総統が「春聯」とお年玉袋をそれぞれ1000セット用意し、総統府内のロビーで参観に訪れた人々に自ら配ります。また、この期間は、最寄りの行政院が各地に設ける連合サービスセンターでも受け取ることができるということです。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)