中央選挙委員会主催の次期総統選挙に出馬する候補者による公式政見発表会は20日夜に行われ、三組の候補者は野党・国民党の候友宜・候補、与党・民進党の頼清徳・候補、野党・台湾民衆党の柯文哲・候補の順でそれぞれ政見を発表しました。政見を発表する時間は一回10分、一人でトータル30分です。
三人は、台湾と中国の関係に対する立場、居住の正義、経済などの議題について政見を述べ、台湾海峡の議題に特に焦点が絞られていました。
民進党の頼清徳・候補は、永遠に自由、民主主義の憲政体制を堅持する。中華民国と中華人民共和国は互いに隷属していない。今後も国民と一緒に台湾を信頼する、蔡英文・総統の路線を継続していくと述べると共に、国民党の候補者の候友宜氏と台湾民衆党の候補者の柯文哲氏の両岸政策(対中国政策)は、五十歩百歩だと批判し、国家の存続を守ることができないと指摘しています。
それに対して、候友宜・候補は、選挙が行われるたびに相手陣営は親中国派だと謗(そし)らないでほしいと反論、柯文哲・候補は「台湾の自主性、台湾海峡両岸の平和を主張する」と強調しました。
民進党の頼清徳・候補は、「2350万の貴い命は、本当に中国の善意に託すことができるだろうか。候友宜・市長、柯文哲・前市長、我々はみな平和を追求しているが、違うところは、あなた方は中国との統一に向かう偽の平和。私は現状を維持する真の平和だ」と強調しました。
現職の副総統である頼清徳・候補は、対等と尊厳を前提にする状況の下、中国と交流・協力し、両岸の人民の福祉増進、平和共存のために努力するとしています。
(編集:王淑卿/本村大資)