国軍の戦術戦傷救護、災害救急、特殊環境救護及び後送‧看護などの技術を向上するため、国防部(防衛省)は、国防医学院の衛生勤務訓練センターに「戦術戦傷救護および災害事故救護訓練ビル」を建設しました。これには、戦術戦傷救護、重大な災害事故、多機能救護、看護設備、危険環境および物質的救護など、5つの模擬訓練システムが含まれているということです。
蔡英文‧総統は4日午前、救護訓練ビルの落成式典に出席しました。
蔡‧総統は、国防医学院の衛生勤務訓練センターが、将校や兵士を育成し、緊急戦傷救護技術の訓練に重要な役割を果たしていると強調。このビルの運用開始は、衛生勤務訓練センターの技術と訓練の全面的な向上を象徴しており、これによって国軍に対するより包括的なケアが提供されることになると述べました。
蔡‧総統は、「今日、運用開始されたこの建物は、多機能な救護訓練環境を有しており、仮想現実(VR)や拡張現実(AR)などの技術を活用して戦場での救護に関するリアルなトレーニングを提供する。将来、、衛生勤務訓練センターが戦術戦傷、緊急救護に関する訓練と技術の向上を継続的に強化し、国軍により包括的なケア保護を提供できると信じている」と話しています。
蔡‧総統はまた、衛生勤務訓練センターが今年度において複数の課程を開設し、およそ3,800人を訓練したほか、国軍の救護技能を強化し、部隊の総合的な戦力を維持している。同時に、国内のさまざまな緊急救護技能競技大会や国際シンポジウムにも参加し、救護技能、教育の品質を向上させていると指摘しました。
また、衛生勤務訓練センターは学校や各機関の組織などに緊急救護に関する知識を普及するために活動しており、ここ数年では、自発的な民間団体が市民に対して戦傷救護の技術を訓練している例も増えている。これらの努力は、全民防衛の意識を向上させる一環となっているとしています。
蔡‧総統は、救護訓練ビルの運用開始後、学習者が高いプレッシャーへの心理的な耐性を養い、適切な対処能力を向上させることに役立つと期待しています。
また、関連省庁や各病院が密接に協力し、軍と民間の統合を実現、社会の防衛を強化し、緊急対応のメカニズムが各種のリソースを効果的に調整できるようにし、救護の潜在力を最大限に発揮できるように期待されています。
(編集:許芳瑋/本村大資)