台湾の国産新型高等訓練機「勇鷹(ブレイブ・イーグル)」の引き渡しが相次いで行われ、F-16Vが再編。軍の購入計画が徐々に進んでいます。元々、空軍士官学校に属していた飛行指揮部が空軍飛行訓練指揮部に格上げされました。
蔡英文・総統は1日午前、南部・高雄市の岡山基地に赴き、1日からの空軍飛行訓練指揮部の編成・任務開始を命じるとともに、旗、紋章を授与。また、地上、空中部隊を閲兵し、ブレイブ・イーグルとAT-3ジェット訓練機が編隊で観閲台の上を通過しました。
蔡・総統は激励のスピーチの中で、近年、政府は国防自主を推進するだけでなく、優れた人材と効率の良い組織は国軍の戦力を高める重要な鍵になるとして、国防組織の機能を強化してきた。 したがって、これまで空軍学校の一部であり、優秀なパイロットの育成を担っていた飛行指揮部は独立し、空軍飛行訓練指揮部に格上げされたと語りました。
蔡総統の談話です。「今日、専門的な訓練を行う飛行訓練指揮部が成立した。新型高等訓練機への対応という任務だけでなく、総合的な飛行指導のエネルギーを集約し、完全な訓練プロセスと方法を確立する。将来、士官学校を卒業したパイロットは、飛行訓練指揮部で訓練を受けた後、速やかに主力戦闘機の訓練を引き継ぐことができるようになる」このように述べています。
蔡・総統はまた、世界の地政学的変化が複雑さを増している中、すべてのパイロットは国家に対する使命感に満ち、国家安全保障のために強固な壁を築くことを望んでいる、だからこそ、飛行訓練指揮部の責任は重いと言えると話しています。
飛行訓練指揮部と空軍士官学校はともに岡山基地を拠点としているため、蔡・総統は、飛行訓練指揮部と空軍士官学校は互いに助け合い、各訓練項目をレベルアップし、組織の有効性を最大化してほしい。目的は非常に明確で、飛行訓練の安全性、有効性を高め、全体的な防衛力を強化することだと述べました。
蔡・総統はさらに、国軍はより高い水準の訓練に邁進しなければならない。そのために政府も引き続き国軍を最大限支援するとし、国防自主を貫徹し、適切な装備を維持し近代化、知識化、およびプロフェッショナルな質の高い軍を作り上げると強調しました。
また、飛行訓練部隊は引き続き新世代の戦力を育て、領空を守る仲間に加わり、共に国家の安全のために努力することを期待していると話しました。
(編集:本村大資/中野理絵)