今年の『アジア民主人権賞』は、子供の権利を提唱しているフィリピンのアミハン・アベルヴァ氏に贈られます。台湾のシンクタンク・財団法人台湾民主基金会は12月1日、これは、アジアにおける子供の権利と福祉の促進に30年間尽力してきた彼女の功績を称えるとともに、地域で彼女と同様に人権擁護のために尽力する人たちを鼓舞し、自信と力を与えることを願ってのものであると発表しています。
台湾民主基金会は、アミハン・アベルヴァ氏は現在、子供の福祉と権利の促進・保護を目的とする組織、子どもの権利連合アジア(CRCアジア)の地域執行理事である。また、カンボジア、インドネシア、ラオス、ミャンマー、タイ、ベトナムおよびフィリピンの非営利組織と積極的に協力し、大規模な反子ども人身売買ネットワークを構築、東南アジア諸国が「子どもの人身売買防止プログラム」に署名するよう努力していると指摘。
台湾民主化基金会によると、アミハン・アベルヴァ氏は、フィリピン腎臓学会とともに、外国人への腎臓移植を禁止するようフィリピン政府に働きかけることで、臓器売買の防止にも尽力。このことは、国連薬物犯罪事務所(UNODC)の「臓器移植を目的とした人身売買評価報告書」に記載されているということです。
授賞式は12月7日に予定されており、アミハン・アベルヴァ氏の人権問題に対する努力と貢献に、表彰盾と10万米ドルの助成金が贈呈される予定です。
(編集:本村大資/中野理絵)