中国が台湾の民主的な選挙に介入している行動に対し、台湾で対中国大陸事務を管轄する政府機関「行政院大陸委員会」の邱太三・主任委員は11月30日、「一党支配下の中国式現代化」をテーマした国際シンポジウムに参加し、取材に応じた際、国際社会もアメリカのバイデン大統領も、中国共産党に台湾の選挙に影響を与えないように忠告しているが、中国共産党が介入しなければ中国共産党ではない。中国国務院台湾事務弁公室(略称:国台弁)最近の発言は、彼らが民主主義的な政治と選挙は何かを全く理解していないことを示している。また、中国共産党の台湾に対しての統一戦線工作と浸透に直面している中、台湾は密接に注視しているほか、司法機関も関連する対策を練っていると述べました。
邱太三・主任委員はまた、中国共産党が台湾の地方の有力人物や議員に対して中国への招待を続けており、これらは地方の台湾事務弁公室や統戦部門が担当している。その目的は言うまでもなく、台湾の民主的な選挙に関連していることは明白で、特に、中国共産党は自らの好意的な候補者を示し、台湾の人々に中国が望む「正しい」選択をするよう期待していると述べました。
邱太三・主任委員は、「偽情報であろうとも、台湾への浸透であろうとも、我が司法機関は既に多くの捜査を行っている」と話しました。
邱太三・主任委員は挨拶で、中国共産党がいわゆる「中華民族の偉大な復興中国夢」を実現するために、「中国式現代化」を通じて「社会主義の現代化強国」の目標を積極的に宣伝しているが、中国共産党の一党専制の権威体制のもとで、「中国の特色のある社会主義の現代化」と「共同富裕」の発展経路には密接に注意を払うべきだ。中国の人々が基本的な人権保障、民主的な自由な生活様式、より良い生活の品質を真に享受できない場合、それは結局、中国共産党による別の権威体制の手段および宣伝スローガンに堕するだろう、と話しました。
邱太三・主任委員は、北京は平和と繁栄がいかに貴重であるかを理解すべきだ。国際社会から真の尊重を受けるためには、安全で安定した国際環境が必要であり、それがなければ中国が現代化と平和な発展の道を順調に歩むことは難しい。したがって、我々再度強調する必要がある。台湾海峡の平和と安定を維持することは、両岸の共同責任であり、北京は責任のある大国として、世界の平和と安定に対する責務と義務を果たすべきだ。また、台湾への威嚇や脅迫を停止すべきだと指摘しました。
さらに、中国当局は硬直した政治的枠組みを諦め、中華民国台湾の存在する客観的な事実に向き合うべきです。両岸の交流に対して実用的で開かれた態度を取り、徐々に両岸間の敵意を解消し、互いに善意と信頼を重築し、良好的に交流できる両岸関係を構築し、台湾海峡と地域の安定と繁栄を共同で促進すべきだとしています。
(編集:許芳瑋/王淑卿/本村大資)