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板新浄水池の使用開始、蔡・総統:プロジェクトによる台湾の競争力引き上げに期待

  • 29 November, 2023
  • 中野理繪
板新浄水池の使用開始、蔡・総統:プロジェクトによる台湾の競争力引き上げに期待
台湾北部・新北市の板新浄水場の増設された浄水池の使用開始セレモニーが行われ、蔡英文・総統はインフラ改善による台湾の競争力引き上げに期待を寄せた。(写真:總統府提供)

台湾北部・新北市の三峽、鶯歌地区ではこれまで、水質悪化が原因による断水が度々起こっていたことから、経済部は10億台湾元(日本円およそ47億円)以上を投じ、板新浄水場に2万4000立方メートルの浄水池を増設。29日、使用開始のセレモニーが行われました。

板新浄水場は落成から40年以上が経過しており、これまで浄水池は5.5万トンほどしかありませんでしたが、新たに増設された後は、三峽、鶯歌地区の水の使用のピーク、オフピークを調整し、安定して水を供給することができるようになるとしています。

使用開始のセレモニーには、蔡英文・総統と行政院の陳建仁・院長、鄭文燦・副院長が出席し、経済部と台湾自来水公司の努力に感謝を述べました。

蔡・総統は、新北市長選挙の際、台北市と新北市が共に翡翠ダムの水を利用できるようにするとの政見を提出しており、総統に就任した後、当初の政見が実現段階に入っていることを非常にうれしく思うと述べ、2019年に台北市と新北市が共に翡翠ダムの水を利用できるようになり、いま新たに浄水池の増設が完成した。新たなマイルストーンに向けてさらに前進している。基隆から新竹に至るまで北部の給水はとても順調で、100年に一度の大干ばつでも給水需要を満たせるよう確保していると話しました。

また、この将来を見据えたインフラ計画によって台湾のインフラが改善され、台湾の競争力引き上げや産業のニーズを満足させるのを楽しみにしているとして、このプロセスに貢献したすべての人に感謝を示しました。

蔡・総統は、「この数年、この予算があったことには本当に感謝している。一般予算とあわせて、台湾のインフラ建設は非常に大きく進歩した。私たちは国際的なランキングで、インフラ建設は19位から12位に上昇。国全体の総合競争力も世界6位となっている」と話しました。

陳建仁・行政院長は、将来を見据え建設中の水利プロジェクトは世界でもトップクラスのプロジェクトだと称賛し、板新浄水場の浄水池完成後は、石門ダムの水が桃園と新竹サイエンスパークへ給水できるようになり、一挙両得だと語りました。

また、鄭文燦・行政副院長も、板新浄水場は北部台湾の給水の中心地であり、浄水地の使用開始後、大板橋、大新荘の10の行政区では翡翠ダムから84万トンの水を引き込むことができ、三峽、鶯歌地区の給水がより安定すると話し、加圧所を通して、桃園の北部に最多53万トンの供給が可能となり、100年に一度の大干ばつでも毎日20数万トンの水を供給することができる。そして桃園からさらに新竹まで給水でき、北部台湾の水問題を解決できると語り、蔡・総統が推進して来た将来を見据えた計画に感謝を述べました。

(編集:中野理絵/本村大資)

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