蔡英文・総統は27日午前、「中華民國第46屆、海外華人第32屆創業楷模暨創業相扶獎(第46回中華民国、第32回海外華人創業モデルおよび創業相互賞)」受賞者の表敬訪問を受けた際、政府が近年、将来を見据えたインフラ整備を積極的に推進していることについて説明。海外の台湾企業関係者(台商)が台湾に戻り投資することや、台湾における外国人の就業支援、新たなイノベーションへの積極的な投資で、台湾の起業家精神を促進すると述べました。蔡・総統はまた、政府が推進している「チップイノベーション方案(チップ・台湾産業イノベーション方案)」は台湾の半導体産業をさらにレベルアップさせる。より多くの国際的な人材を台湾に引き寄せることで、台湾の各産業にイノベーションをもたらすと指摘しました。
蔡・総統はあいさつの冒頭ですべての受賞者に祝意を表したほか、国内企業および海外の台湾企業関係者らが、台湾経済への貢献だけでなく国際社会で台湾のプレゼンスを高めていることに感謝の意を表しました。
蔡・総統は、ここ数年、政府は将来を見据えたインフラ建設を推進し、経済と国力の向上に努め、台湾の各産業のより強固な基盤を築いてきた。スイス・ローザンヌにあるビジネススクール「国際経営開発研究所(IMD)」の世界競争力ランキングによると、台湾は2016年の14位から今年は6位までアップしている。インフラの項目でも19位から12位に順位を上げていると指摘。
政府は海外の台湾企業関係者が台湾に戻ってくることを奨励しており、2019年には「台湾に投資する3大プラン」をスタートし、今年10月までに累計投資額は2兆1500億台湾元を超えたほか、14万8000もの雇用機会を創出した。また今月初めには「Talent Taiwan國際人才服務及延攬中心(国際人材サービスおよびリクルートセンター)」を開設し、外国人がワンストップでさらに効率よく台湾で就業、投資および生活できるようになった。来年、政府はさらに各省庁を横断して「チップイノベーション方案」を推進すると話しています。
蔡・総統はまた、政府は近年、台湾のイノベーション力を結集するため、国家発展委員会(国発会)が推進する、「NEXT BIG」と呼ばれる台湾の新興イノベーション企業や「創業天使投資方案」に積極的に投資している。今後も政府は引き続き、さまざまな変化に対応できるよう企業の競争力を高め、台湾が世界に向かって歩き続けられるよう支援していくと述べています。
(編集:本村大資/許芳瑋)