アメリカ・サンフランシスコで開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC) 首脳会議に蔡英文・総統の特使として出席する半導体受託生産世界最大手の台湾積体電路製造(TSMC)の創業者、張忠謀(モリス・チャン)氏と張淑芬(ソフィー・チャン)夫人が14日、サンフランシスコに向かい、現地で蕭美琴・駐米代表の出迎えを受けました。また現地に住む台湾出身者らが張忠謀(モリス・チャン)氏らが滞在するホテルに集まり花と共に熱烈な歓迎を行い、張忠謀(モリス・チャン)氏の影響力を発揮して、今回のサミットで台湾の魅力を世界に知ってもらいたいと期待を寄せました。
夜には、張忠謀(モリス・チャン)氏が滞在するホテルでAPECに参加する台湾の代表団の歓迎会が行われました。
蕭美琴・駐米代表は挨拶の中で、台湾は世界とつながる必要がある。国際機関への参加は非常に重要で、台湾が国際情勢を把握し、パートナーとの協力を求め、国際社会に貢献することができる。そして、APECは台湾が正式に参加している数少ない国際機関の一つであり、アジア太平洋地域における重要な経済・貿易協力プラットフォームでもある。政府が積極的に参加するだけでなく、APECビジネス諮問委員会(ABAC)を含む民間のリーダーも同様に会議の中で台湾の民間企業の活力を表そうとしていると語りました。
さらには、今年、アメリカが議長国を務めているAPECは、テーマが蔡・総統の政策と密接に関係していると述べました。
蕭美琴・駐米代表は、「今年、アメリカが主催するAPECのメインテーマは『すべての人のための強靭で持続可能な未来の創造』である。これは、蔡・総統が積極的に推進しているエネルギー転換、デジタルイノベーション、中小企業の発展、サプライチェーンの強靭化、これらの政策と密接に関係している。今年はアメリカも政府と民間部門の協力の重要性を特に強調しており、私はこれから数日の会議では、皆さんはとても大変であると思うが、非常に実りあるものになると信じている」と語りました。
また、蕭美琴・駐米代表は、張忠謀(モリス・チャン)氏が蔡・総統の特使として会議に出席するのは今年が6度目であり、張忠謀(モリス・チャン)氏のリーダーシップの下、今年のAPEC代表団が、台湾は国際社会と積極的に関わろうと努力していることを再度、示すことができると信じていると話しました。
その後、張忠謀(モリス・チャン)氏は、歓迎会を設けてくれた蕭美琴・駐米代表に感謝するだけでなく、実はこれ以上に彼女がしてくれたことがある。彼女の様々な手配がなければ、今日、ここで「楽しい状況」で会議をすることは不可能だっただろうと語りました。
台湾では次期正副総統選挙が近付くにつれ、与党・民進党総統候補の頼清徳氏のパートナーとして副総統候補に蕭美琴・駐米代表の名が叫ばれ続けていて、この日、蕭美琴・駐米代表はメディアとのやり取りの中で、この問題には答えませんでしたが、張忠謀(モリス・チャン)氏が滞在しているホテルでインタビューに応じた数人の台湾出身者は、「頼清徳&蕭美琴」コンビについて好意的な意見が多く見られました。
全米台湾婦人会カリフォルニア支部の元会長である劉玲霞氏は、蕭美琴氏は世界観があり、控えめなので、「頼清徳&蕭美琴」ペアが実現することを楽しみにしていると語りました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)