アジア太平洋経済協力会議(APEC)がアメリカ・サンフランシスコで行われるのに合わせ、中華民国台湾の外交部(外務省)は今年、会議期間中に、各国から訪れる関係者や、現地の人々に台湾の優位性についての印象を深めてもらうため、様々な宣伝材料を特別に企画しました。
アメリカの駐サンフランシスコ弁事処の新館は今年のAPEC首脳会議の会場の近くにあり、外壁のガラスには、台湾北部・台北市にある世界有数の超高層ビル、台北101を含む台湾のイメージ広告や、第5世代移動通信システム(5G)、クリーンエネルギー、デジタルヘルス、チップ製造、デジタルトランスフォーメーションなど、台湾の得意とする産業、そして台湾とアメリカの貿易が深化し続けている様子などのイメージを打ち出しています。
駐サンフランシスコ弁事処の郭卉蓁・組長は、今回、駐サンフランシスコ弁事処新館のナショナルイメージ広告を含む、4種類のプロモーションを企画していて、このほかに、現地の路線バス30台への広告掲載や、蔡英文・総統が双十国慶節の演説で語った内容を反映した特別なスローガンを掲げていると話しました。
郭卉蓁・組長は、「蔡・総統の双十国慶節の演説の内容の中に、『より良い台湾を世界に提供するだけでなく、民主主義の台湾によって世界をより良い場所にしよう』と述べていたことから、私たちの今年のスローガンを『A BETTER TAIWAN FOR A BETTER WORLD(より良い世界のためのより良い台湾)』とした」 と説明しました。
また、今回はアメリカの国営ラジオ局の子会社であるKQED公共ラジオでも4つのプロモーション広告が放送されるよう手配をしており、またワシントンD.Cのテレビ局ABC7と協力し、アメリカで成功した多くの台湾人企業家にインタビューする特別番組「聚焦台灣特色(台湾の特色にフォーカス)」を制作・放送しています。
この他、駐サンフランシスコ弁事処の侯國南・副組長は、新館は今年の1月に5,280万米ドルを投じて購入した7階建ての新しいビルであり、現在のオフィスの賃貸費用と比較すると費用対効果は高い。新館は来年の11月には内装工事が完了する予定で、それまで各省庁の海外拠点が駐在し、ソフトサービスやハード面の設備も同時にアップグレードされる予定であると説明しました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)