アメリカのバイデン大統領と中国の政治指導者である習近平氏が15日に会談を行います。アメリカの日刊紙ニューヨーク・タイムズ中国語版の報道によりますと、バイデン大統領は、習近平氏に台湾の次期正副総統選挙を干渉しないよう促す方針です。
行政院(内閣)の陳建仁・院長(首相)は14日、東部・花蓮を視察した際、このことに触れ、国家安全機関は中国による選挙干渉を十分把握している。台湾のみならず、カナダとフィリピンなど、この地域の多くの国々も中国の嫌がらせを受けていると明らかにしました。
陳建仁・行政院長は、カナダではその首相を含め、偽情報と偽映像などの嫌がらせを受けている。最近、中国は船舶を出動させてフィリピンの南シナ海における輸送などを阻害しようとしている。皆が困惑している。台湾はこれからも理念の近い国々と共に、権威主義国家の勢力拡張に対応し、共にインド太平洋地域、および全世界の平和、安定、繁栄を確保するために努力するとしています。
カナダは来年CPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)の議長国を務めます。外交部によりますと、台湾はすでに三つのアクションプランを作成してCPTPPへの参加を目指しています。陳建仁・行政院長は、台湾はCPTPPに参加申請書を提出済みだ。日本、カナダ、オーストラリアなどの国々はいずれも台湾の参加に対して支持を表明している。台湾はこれからも関連の加盟国と一緒に努力すると述べました。
陳建仁・行政院長によりますと、わが方は、CPTPP加盟国の交渉代表、大臣、副大臣とも密に連絡を取っている。このようなパイプを通じて台湾の早期加盟を実現したい。政府は台湾の加盟工作チームを早期に設置するよう取り組みます。
台湾とカナダ、イギリスの経済貿易交渉で進展を見せています。これから、二者関係、または多角関係を通じてすべて加盟国と連絡を保ち、台湾のCPTPP加盟の早期実現に向けて引き続き努力するということです。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)