「チップ台湾産業イノベーション方案」が2日、閣議決定されました。国家科学委員会(国科会)が2日、閣議で報告したところによりますと、この計画は2024年から2033年の10年間で3000億台湾元(約1兆4千万日本円)を投じて、4大戦略を推進し、産業イノベーションの促進を図り、チップ開発人材の育成などが盛り込まれています。
行政院(=内閣)の陳建仁・院長(=首相)は、この方案について、生成AIの台頭により、AIチップは世界のテクノロジー産業の発展を推進する中核となり、次の産業革命の鍵となるテクノロジーであると述べました。
行政院の林子倫・報道官は、陳建仁・行政院長の言葉として、関連産業における将来の技術変革の機会と課題に対応するため、国家科学委員会は経済部、教育部、衛生福利部、農業部、デジタル発展部、国家発展委員会と協力し、事前調整を行い、この計画を作成した。第一段階として来年2024年にはまずハイテク技術の予算として120億台湾元、日本円でおよそ552億円を投入する計画があると述べました。
陳・院長は、世界と協力できる今を黄金期として捉え、半導体産業エコシステムの利点を生かし、テクノロジー産業を先取りし、各産業のイノベーションキャパシティーを強化させたいと述べました。
また、すべての省庁と委員会に対し、国際的な思考とビジョンをもって、産業界や学術研究機関と積極的に協力してチップイノベーション方案を推進し、台湾の科学技術産業を再革新させ、今後10年、20年間で科学技術国家の基礎を築くよう要請し、加えて、台湾は質の高い人材育成を目指し、チップ設計面においても世界をリードする存在となることを期待すると述べました。
(編集:岩口敬子/王淑卿/本村大資)