アメリカの上級外交専門家であるロバート・マニング(Robert Manning)氏がこのほど、アメリカのシンクタンク、スティムソン・センター(The Stimson Center)で発表した報告書の中で、中国は台湾問題への対処について、直接的な戦争よりも非武力的な脅迫を戦略として用いる可能性を示唆しました。
マニング氏は以前、アメリカ国務省の上級外交官を務め、台湾海峡両岸の問題について、綿密な調査を行っています。マニング氏は報告書で、中国はこれから更に台湾のインフラ設備へのサイバー攻撃、中国国内にいる台湾人に対する脅迫、並びに台湾に対する継続的な軍事的威嚇など、動的な脅迫を戦略として用いる傾向にあるだろうと指摘。このような戦略によって、アメリカは中国に厳しい制裁を科さざるを得なくなるかもしれないが、もし制裁に効果がなければ、アメリカはさらに大きな圧力に直面するかもしれないと述べています。
(編集:本村大資)