訪問団を率いて台湾を訪問中のリトアニア共和国のチュミリーテ・ニールセン(Viktorija Čmilytė-Nielsen)国会議長が24日午前、立法院(国会)で演説を行いました。立法院の游錫堃・院長(国会議長)は、チュミリーテ・ニールセン議長が台湾とリトアニアとの関係発展のために尽くした貢献を表彰するため、「国会一等榮譽勲章」を授与しました。
「国境を越えて:民主主義国の協力に活力」と題して演説を行った、チュミリーテ・ニールセン議長は、台湾を訪問した初となる同国の現職の国会議長であると共に、初めて中華民国の国会で演説を行ったバルト三国の国会議長でもあります。
チュミリーテ・ニールセン議長は演説の中で、台湾は発展を遂げている活気にあふれる民主主義国家だと実感した。立法院は台湾の人々の声を伝え、民主政治の灯台でもある。国力は、経済と領土の大きさの制限を受けるべきではなく、発展しつつある民主主義の精神も大きな要素となる。リトアニアは台湾と同じ信念を持っている。両国が遠く離れているが、同じような立場を持っていると指摘しました。
チュミリーテ・ニールセン議長はまた、リトアニアは来年、ヨーロッパ連合(EU)に加盟して20年を祝う。リトアニアは自由、民主主義、法の支配などの、ヨーロッパ連合の核心的な原則を堅持している。このような立場は、ヨーロッパ連合が台湾との関係に臨む際、ますます鮮明になっていることを非常にうれしく思う。欧州議会は台湾のことを重要なパートナーだけでなく、インド太平洋地域におけるヨーロッパ連合の盟友だと見ており、台湾と各分野における関係を発展しようとしている。リトアニアは実際の行動でヨーロッパ連合の政策を支持している。双方による代表処の相互設置は、双方の関係を新たな段階に導いていると紹介しました。
チュミリーテ・ニールセン議長によりますと、台湾とリトアニアとの関係はヨーロッパ連合にとって試金石になります。多くのヨーロッパ連合の加盟国は、台湾との関係発展がどのような成果をもたらすかによって次のステップを考えます。
チュミリーテ・ニールセン議長は、リトアニアと台湾との協力関係は世界各国にとって試金石になるという言い方がある。特にヨーロッパ連合にとってはそうだ。多くのヨーロッパ連合の加盟国は、リトアニアと台湾の間では、どのような具体的な経済貿易の成果が出るかに注目している。そのため、リトアニアと台湾との協力関係は、ほかの国々が見習うサクセスストーリーになるだろう。民主主義国の協力関係構築は正しいことであって、双方にとって有利なことになると見せつけよう呼びかけました。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)