蔡英文・総統が16日、アメリカ・ワシントンのシンクタンク、「アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所(AEI)」訪問団一行の表敬訪問を受けました。
蔡英文・総統は挨拶で、まず、「アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所」のロバート・ドアー(Robert Doar)所長に感謝の意を表しました。蔡・総統は、ドアー所長が就任してから、国際社会に台湾が直面している課題を認識してもらうため、蕭美琴・駐米代表(大使)を招いて交流や書籍の出版、台湾防衛連盟プロジェクトを設立するなどしている。また、ドアー所長は何度もアメリカ政府に、具体的な行動で台米関係を深化するよう呼びかけていると述べました。
蔡・総統はまた、「アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所」が台湾の安全保障問題に関心を寄せていることを承知しており、台湾は国防自主性の実現によって国家の安全保障への努力を示していると特に説明。また、台湾海峡に対する立場についても、改めて強調しています。
蔡・総統は、「国産の新型訓練機『勇鷹号』がすでに20機引き渡された。先月、国産潜水艦『海鯤軍艦(Narwhal、ノーファル)』の進水式も行われた。これらの成果は、私たちが国家の安全を守る決意を示している。私たちは、挑発せず、軽率なことはしない立場を断固として守り続け、アメリカを含む理念の近い民主主義国家との協力を強化し、台湾の善の力で貢献していく」と話しています。
ドアー所長は挨拶で、蔡・総統が困難で挑戦に満ちた地政学的環境の中で台湾を成長させていくことに敬服すると表しながら、台湾がイスラエルに持続的に支持を示していることに感謝の意を伝えました。
ドアー所長はまた、「アメリカン・エンタープライズ公共政策研究所」は常に、台湾とアメリカの緊密な友好関係を支持しており、また、中国がアジア太平洋地域における競争相手であることを認識している。そのため、学者と専門家の研究を通じて、アメリカがこの課題に対処するのを支援し、アジアにおける民主主義国家と体制を継続して守りたい。同時に、アメリカとその同盟国が投資を増加し、相互の協力戦略がさらに緊密になることで安全保障を強化すると期待しています。
ドアー所長はさらに、アメリカの政策は、特に台湾といった地域内のパートナーとの関係をより緊密にすることを目指している。そのため、今回の台湾訪問を通じて、台湾の自己防衛や安全保障に関する考え方をさらに理解し、これらの情報をアメリカに持ち帰り、アメリカとパートナーの関係を一層深化させたいと説明しました。
(編集:許芳瑋/本村大資)