環境部は、15日から、東北季節風に運ばれた外部からの汚染物質オゾンと粒子状物質、PM2.5が台湾の空気品質に影響を及ぼしていると発表しました。
また、16日、台湾全土では、台湾東部の花蓮‧南東部の台東地域を除く、西部地域は空気質指数(AQI)が「大気の品質に敏感な人々にとって不健康」なオレンジ色レベルとなり、北部と離島の馬祖、金門では、「すべての人々に害のある」赤色レベルになっています。風下の南部は、風速が比較的弱く、粒子状物質の拡散に適さないため、これらの地域は、この二日間は短時間でも赤色の警戒レベルに達する可能性があるということです。
18日から東北季節風が弱まり、19日には東風に変わるため、外部からの影響は軽減される見込みです。北西部の新竹、苗栗以北は、空気品質が普通レベルに好転し、中南部は、普通からオレンジの警戒レベル。20日以降、空気品質は徐々に良くなり、良好から普通レベルに改善されるでしょう。
空気品質の悪化に対処するため、環境部は台湾の電力大手、台湾電力公司(略称:台電)および、民間の石炭火力発電所との事前調整を行い、石炭発電を減少しました。台湾北部の協和、中部の台中、麦寮、南部の興達などの発電所は、13日の正午から16日の午前中まで、発電量を3.9億キロワット削減しました。
また、環境部は地方自治体に対して、大規模工場の排出削減の強化を含め、建設現場や保管場所での粉塵対策を実施し、飲食業や野外焼却などの検査作業を実施するなど、適切な対策を講じるよう要請しました。
環境部は16日、この問題に関する会議を開催しました。
蔡孟裕・大気環境司長は、「雲林以南の各自治体を招き、今年初めての対応会議を開催した。特に、管轄区域内の大規模汚染源や移動汚染源の規制を強化することによって台湾での汚染物質を減少させ、今回の空気品質が悪化する時期を乗り越えるようと促した」と話しました。
環境部は、アレルギーを持つ方やお年寄り、子供など、抵抗力の低い方が、長時間屋外での激しい活動を避けるほか、汚染物質の排出を減らすため、公共交通機関を積極的に利用するよう呼びかけました。
(編集:許芳瑋/本村大資)