イスラム主義組織ハマスのイスラエルへの攻撃は、製薬業界へ影響を及ぼし、医薬品不足への懸念が高まっています。衛生福利部の食品薬物管理署(食薬署)は10日、イスラエルで製造された医薬品のうち、9件が台湾で承認されており、そのうち7件は局所皮膚治療、パーキンソン病などに有効とされているが、全て代替薬があると発表しました。
パレスチナ自治区ガザを実効支配するイスラム主義組織ハマスは10月7日、大量のロケット弾を発射し、武装した戦闘員をイスラエル領土内に送り込むなど、ここ数年で最大規模の攻撃を開始しました。 その後イスラエルは反撃を開始し、8日にハマスに宣戦布告しました。
ハマスとイスラエルの衝突は、イスラエルのテクノロジー産業だけでなく、石油、金、そして製薬工場にも影響を与えるとみられています。
衛生福利部の食品薬物管理署の陳恵芳・副署長は10日午後、メディアのインタビューで、イスラエル製の医薬品9つのうちの7つについて、主に真菌感染症の白癬、湿疹などの皮膚感染症の局所治療薬品やパーキンソン病、多発性硬化症などの薬が含まれていると説明。
しかし、台湾には同レベルの薬品があり、代替薬も存在するため、ハマス・イスラエルの衝突による台湾の医薬品使用への影響は当分ないと述べました。
(編集:岩口敬子/本村大資)