国立台湾師範大学が、研究の深化、産業技術の引き上げ、異なる専門分野のリソースの統合および科学技術における新たな機会の開発を目的として「跨域科技產業創新研究學院(領域横断科学技術産業イノベーション研究所)」を設立、4日午前に設立式を行い、蔡英文・総統も出席しました。
蔡・総統は挨拶の際、これは「国家重点領域産学協力及び人材育成イノベーション条例」が2021年に通過後、10校目の大学として設立される11番目の研究所となる。産学界が協力し、柔軟な革新的協力モデルを通じて、より多くのリソースを集結することができ、多くの優れた産業人材を育成していくと信じていると述べました。
蔡・総統は、「この11の研究所の設立は皆、国家の未来産業の発展にとって極めて重要だ。半導体、AI(人工知能)、スマート製造、循環経済、金融が含まれており、これらの分野において産学連携による人材の育成を率先して推進していく必要がある」と話しました。
国立台湾師範大学の「跨域科技產業創新研究學院(領域横断科学技術産業イノベーション研究所)」の下には「AI跨域應用研究所(AI領域横断応用研究所)」および、「綠能科技與永續治理研究所(グリーンエネルギー科学技術と持続可能なガバナンス研究所)」が設けられ、蔡・総統は、まさに科学技術産業の重要なカギとなる分野と一致していると考えています。
蔡・総統は、人工知能の波は今、まさに世界を席巻しており、AIは産業モデルを変えただけでなく、人類の価値観を変え続けている。そのため、「人間的な心、技術的な頭脳」による人工知能の発展を解析、リードしていく必要がある。台湾師範大学のヒューマンケアの経験や才能がAI産業の応用のための重要な人材を育成できると信じていると述べました。
グリーンエネルギー方面では、蔡・総統は、2050年ネットゼロエミッションは既に世界的なコンセンサスであり、政府もこの目標を達成する決意と責任がある。
今後、スマートグリッド、エネルギー貯蔵、省エネルギー技術、これらすべては台湾の産業界がグリーンサプライチェーンを構築するうえで非常に重要な方向性となる。台湾はより多くの将来を見据えたビジョンを持つグリーンエネルギーー人材を育成する必要があると語り、台湾師範大学の「跨域科技產業創新研究學院(領域横断科学技術産業イノベーション研究所)」と産業界が協力して領域横断グリーンエネルギー応用プラットフォームを確立し、グリーン電力参加システムをより健全にし、台湾のネットゼロ転換の道をより着実に進むサポートになることを期待していると話しました。
(編集:中野理絵/許芳瑋/本村大資)