大型で非常に強い台風14号(コイヌ)が台湾に接近しています。3日午前11時時点では、この台風の中心は、台湾最南端の鵝鑾鼻の東南東およそ440キロメートルの海上にあり、時速11キロメートルのスピードで西北に向かって移動しています。
中央気象署は3日午前11時30分、東部・花蓮、南東部・台東、南部・屏東、および台湾最南端の恒春半島に対して陸上警報を発令すると共に、向こう3日間、台風14号は台湾に大きな影響を及ぼし、台湾全域では強風、豪雨、高波・高潮に見舞われる可能性があるとして、警戒を呼び掛けています。
台風14号の陸上警報が発令されると共に、中央災害対策センターも設立されました。同センターの副指揮官を務める内政部の呉容輝・次長は、台湾を南北に貫く中央山脈の東側と南部が豪雨、または大規模な豪雨に見舞われる可能性があり、一部の地区で水害になる恐れがある。4日、台南以北の地区ではちょうど大潮と重なり、沿岸部、または低地では浸水、または海水の逆流に気を付けなければならないと、注意を促しました。
呉容輝・次長は、中央と地方自治体に対して水害が発生しやすい地区について事前に対策を講じるよう指示しました。
呉容輝・次長はまた、各地方自治体に対して登山客と入園客に対する制限策、岸辺などの事前の避難対策、都会部の街路樹と落下しやすいものの固定、孤立しやすい地区の14日間の物資の準備などを徹底するよう指示しました。
なお、中央災害対策センターは、農業部に対して宣伝を強化し、養殖漁業への防護措置強化、漁業放送局を通じて操業漁船の早期避難呼びかけ、洋上風力発電設備の台風対策強化を促すよう指示しました。
(編集:王淑卿/岩口敬子/本村大資)