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蔡‧総統、英との経済貿易‧エネルギー交流の深化に期待

  • 25 September, 2023
  • 許 芳瑋
蔡‧総統、英との経済貿易‧エネルギー交流の深化に期待
イギリス対台湾貿易特使の表敬を受け、蔡‧総統が、経済貿易やエネルギー面での交流深化に期待を示した。(写真:総統府提供)

イギリスの対台湾貿易特使である、イギリスのフォークナー(Lord Faulkner of Worcester)上院副議長が13回目の台湾訪問を行いました。蔡英文‧総統は25日午前、総統府にて訪問団一行の表敬訪問を受けました。

蔡英文‧総統はあいさつの中で、「フォークナー氏は5年前に台湾を訪れたことがあり、今回、再び『イギリスの親友』と再会できたことが嬉しい」と述べました。そして、「この5年間、台湾とイギリスは継続的に各領域での協力を深化し、特に、双方とも積極的に再生可能エネルギーを発展させている。現在、台湾では、洋上風力発電機を250基以上設置している」と紹介、台湾とイギリスが、エネルギーの議題においてさらに交流を深めることに、期待を示しました。

蔡英文‧総統はまた、今年6月に行われた「台英能源對話會議(台湾・イギリスエネルギー対話会議)」の後、フォークナー氏が再生可能エネルギー企業10社を率いて台湾を訪れ、「台英再生能源交流會議(台湾・イギリス再生可能エネルギー交流会議)」及び、台湾・イギリスのネットゼロ転換に関連するフォーラムに参加したことは非常に喜ばしいと述べました。

蔡‧総統はさらに、経済貿易面での協力は、台湾とイギリスのパートナーシップ関係において欠かすことのできない重要な一環であると強調、フォークナー氏の積極的な推進により、今年7月、台湾とイギリス双方は正式に、貿易パートナーシップ関係のさらなる強化に向けた取り組みに着手し、投資エネルギー、ネットゼロとデジタル貿易などの三つの分野について、協議を始めたと述べました。

蔡英文‧総統はそして、イギリスが今年7月、CPTPP(環太平洋パートナーシップに関する包括的及び先進的な協定)への加入に関する議定書に署名し、まもなく正式なメンバーになることについて、祝賀の意を伝えたほか、世界の公平な貿易とサプライチェーンの強靭性に貢献するため、イギリスが台湾のCPTPPへの加盟を支持するようと期待を表明しました。

蔡英文‧総統はさらに、イギリス政府が公的な場で、3年連続で台湾の世界保健機関(WHO)の最高意思決定機関である世界保健総会(WHA)への参加を支持してくれたことに触れ、謝意を示すとともに、今年3月に発表した新たな国家戦略文書(Integrated Review Refresh 2023)及び今年8月に明らかにした「インド太平洋への傾斜」という政策方針について触れ、この2つのレポートはいずれも台湾海峡の平和、安定性の重要性を強調したもので、世界の平和、安定にとって重要な意義をもつ、と強調しました。蔡英文‧総統は、フォークナー氏の後押しにより、引き続き台湾とイギリスのパートナーシップ関係が深まっていくことを期待する、と語りました。

蔡英文‧総統は、「台湾とイギリスは民主主義、自由の価値を共有し、経済貿易、エネルギーの領域における協力において、なお大きな可能性がある。私は、フォークナー氏の、台湾とイギリスのパートナシップ深化への貢献、さらには、台湾の安全、安定と国際参与に対する長期的な関心に感謝したい」と述べました。

フォークナー氏は、台湾とイギリスの両国間貿易は、新型コロナウイルスのパンデミックの影響を受けず、着実に成長し、昨年は86億ポンド(日本円にしておよそ1兆5,700億円)に達した。このことは、台湾が、イギリスや世界全体にとって重要な貿易パートナーであること、全世界がますます、半導体サプライチェーンにおける台湾の重要性を認識するようになったことを示している。このため、台湾とイギリス双方は、重要な機会を活かし、協議を進め、貿易パートナーシップをさらに深めることに合意した、と述べました。

フォークナー氏はまた、来年、イギリス議会上院での在職期間が25年になることに触れた上で、イギリス議会において、台湾の名声はますます高まっており、台湾の国会外交と人権への努力に対する成果を賞賛、これらの成果により、台湾の国際的な地位はますます重要になっていくだろう、と語りました。

(編集:許芳瑋/駒田英)

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