行政院大陸委員会(陸委会)の前副主任委員(副主委)、張顕耀氏の業務上の疑問点について、大陸委員会が特別な案件として調査する。張顕耀氏は先週16日に副主任委員を辞任した。
大陸委員会の呉美紅・副主任委員は18日、張氏辞任について、業務上明確にすべき疑問点があり、職務を離れて調査を受ける必要があったからだと説明、大陸委員会では特別にチームを設置して調査することになると明らかにした。呉・副主任委員は、「関連の職務が引き継がれてから、大陸委員会内部で調査チームを設置し、行政調査にとりかかる。疑問点について我々は状況がわからないのではなく、さらに明確にすべき点があるだけだ。今はその過程にあるので、詳しく説明できない」と話した。
行政院は張氏の辞任を家庭の事情と説明したが、張氏は、「上司に必要とされなかったから」と述べたため食い違いが生じた。呉・副主任委員はこれについて、張氏の母親の健康状態がよくないことは事実で、行政院は当初、張氏を守ろうとしただけだと釈明した。
また、張氏の辞任は、今年6月、中共国務院台湾事務弁公室の主任が台湾を訪問した際、この主任が行く先々で一部の台湾の人たちの抗議活動にあったことに関連して、中国大陸側にわびる意味合いがあるとの指摘に対し、呉・副主任委員は断固事実ではないと強調。さらに、張氏自身、辞任せねばならない理由がわからなかったとの報道があることについても、呉・副主任委員は、理由は張氏にあらかじめ知らせており、大陸委員会の王郁琦・主任委員も伝えたと述べた。