毎年9月21日は、1999年9月21日に発生した、台湾中部・南投県集集鎮を震源とする、マグニチュード7.3の921大地震に因んだ「國家防災日(国家防災の日)」です。内政部は今年、一連の地震対策や防災訓練を計画し、既に開始されています。
内政部の林右昌‧部長(大臣)は8日の始動記者会見で、日頃から適切な防災準備をしておけば、災害時に被害を最小限に抑えることができるだろう。最近、台風が相次いで襲来しているが、中央、地方自治体、市民が共に協力して適切な準備があれば、減災作業を効果的に実施できる。これが国家防災日の最も重要な目標でもあると述べました。
今年の国家防災日の一連の活動では、捜索隊およそ1000人を動員し、台湾北西部・苗栗県と新竹県を跨ぐ新城断層によってマグニチュード6.9の地震が起き、新竹県と苗栗県の地域で多数の建物倒壊などの災害が発生したと想定した訓練を行います。
中央気象局は21日当日、午前9時21分に全国のスマートフォン使用者に国家レベルの緊急警報を配信し、国民に地震への対処と生命を守るための「しゃがむ、かばう、慌てず」の3つのステップに従うよう呼びかける予定です。さらに、当日の10時には、沿岸地域の市民に津波警報を配信し、10時59分から11時1分まで、各テレビ局は公共放送、公共テレビに切り替えられ、災害予防情報の放送が行われます。
林右昌‧内政部長は、特に消防署の「消防防災e點通(消防防災eポイント)」アプリを紹介しました。このアプリは、消防および防災情報サービスを一元提供するだけでなく、オフライン環境で避難情報を検索でき、市民の位置に基づいて豪雨、台風警報、地震特報、土砂崩れ警報など21種類の複合災害警告をプッシュ通知でお知らせ、避難収容所、防空避難所などの重要なオフラインマップデータを継続的に更新するということです。
林右昌‧内政部長は、「消防署が2021年8月に導入した『消防防災e點通(消防防災eポイント)』アプリは、『國家防災e點通(国家防災eポイント)』アプリにアップグレードされる。なぜなら、これは消防に関する作業だけでなく、私たちが直面しているさまざまな災害にも対応する必要があるからだ」と話しています。
また、アプリのダウンロードを奨励するため、消防署は抽選イベントを開催しています。10月31日までにアプリにログインし、オフラインマップデータをダウンロードすると、抽選に参加できるということです。
一方、政府は民間の力を活用して防災能力を拡充し続けています。慈濟慈善事業基金会、防災産業協会、壮濶台湾協会、賑災基金会などの民間団体と連携し、防災耐久コミュニティ、防災用品コーナー、市民自主的緊急対応チームの訓練などを共同で推進し、国民全体がより緊密に防災に取り組むようにしています。
(編集:許芳瑋/中野理繪/王淑卿)