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蔡・総統がエスワティニに到着、台湾が戦略的石油貯蔵タンク建設へ

  • 06 September, 2023
  • 中野理繪
蔡・総統がエスワティニに到着、台湾が戦略的石油貯蔵タンク建設へ
蔡英文・総統は現地時間の5日午後4時、アフリカの国交樹立国・エスワティニ王国に到着し、国王ムスワティ三世との両国首脳会談を行うとともに協力文書への署名に立ち会った。(写真:RTI)

蔡英文・総統は現地時間の5日午後4時、アフリカの国交樹立国・エスワティニ王国に到着し、盛大な歓迎を受けました。その後、国王ムスワティ三世との両国首脳会談を行うとともに、「女性向け小口融資循環基金に関する覚書」、「高雄市とエスワティニ王国の首都・ムババーネの姉妹都市協定の締結」、「海外エンジニアリング会社とエスワティニ王国の石油会社との一括請負契約」などの協力文書への署名に立ち会いました。

蔡・総統は、ここ5年、台湾とエスワティニの交流はますます密接になっており、新型コロナの問題に直面しても、公衆衛生、女性のエンパワーメント、農業技術などの様々な分野での協力は留まることなく、その成果もますます上がっている。中央政府から地方自治体に至るまでさらにエスワティニとのパートナー関係が深まることを期待していると語りました。

また、同行している高雄市の陳其邁・市長はインタビューを受けた際、今回、都市間交流の推進を目的に同行しているが、エスワティニはICT産業や中小企業の変革などを精力的に推進しており、高雄市はそれに関する経験があることから多くの交流ができる。エスワティニの首都と姉妹都市協定の締結後は、教育文化交流も促進していきたいと話しました。

陳其邁・高雄市長は、「文化は相互の寛容と素晴らしいところを認め合うもので、距離にあるのではない。高雄市はエスワティニの首都との姉妹都市協定を結ぶことをうれしく思う。お互いに都市行政の経験を共有していきたい」と語りました。

また、同じく同行している経済部(日本の経産省に相当)の王美花・部長(経産相)は、外交部(外務省)の吳釗燮・部長(外相)の代理として署名を行った、「女性向け小口融資循環基金に関する覚書」について、これは外交部の主要プロジェクトで、2020年から始まった、開発途上国の女性のビジネス、資金調達、デジタル学習への支援の第1期であり、すでに5000人が訓練を受けた。今後も引き続き、第2期の協力案を推進していく予定だと説明しました。

また、「海外エンジニアリング会社とエスワティニ王国の石油会社との一括一般請負契約」については、現在エスワティニの石油備蓄量はわずか1日半分だが、30日分を確保したいことから、この覚書への署名後、海外投資開発会社がプロジェクトを請け負うことことで、今後、関連するプロジェクトの詳細を計画し、迅速に進めていくことを期待していると話しました。

なお、夜、アフリカ南部の台湾出身者らによる夕食会に参加した蔡・総統は、「アフリカ計画」の改定に着手し、台湾出身者の社会や企業経営の経験を通して、新たな「アフリカ計画」をより完全なものにしていくことを期待していると話し、もし自身が完成できなくても、次の総統に引き継ぎ、推進し続けていくと話しました。

(編集:中野理絵/岩口敬子/王淑卿)

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