中央気象局によりますと、台風11号(ハイクイ)の中心は4日午前11時に、離島の澎湖の南南西から60キロメートル離れた海上にあり、時速10キロメートルで西北西から西へ向かって進んでいます。中心付近の最大風速は秒速28メートルに弱まり、暴風域は依然として半径150キロとなっています。
東部の花蓮、南東部の台東、中部の台中は陸上警戒区域の範囲を抜けたものの、中部の彰化以南、離島の澎湖、金門はまだ暴風域に入っており、台湾海峡、バシー海峡、東沙島の海上もまだ、海上警報の警戒区域の範囲から抜けていません。
内政部の林右昌・部長(大臣)は4日、中央災害対策センターの会議で、台風11号がもたらした強い風雨はすでに過ぎたが、北東部の宜蘭、東部の花蓮、南東部の台東、中部の台中では、今後の36時間内に「大規模広域豪雨」が発生し、金門での降水量が200ミリメートルを超える可能性があるため、警戒を呼びかけています。
林右昌・部長はまた、山間部の土砂は既に飽和状態に達し、土砂災害が発生する可能性があるため、各部門は警戒態勢を維持する必要があると指摘しました。
林右昌・部長は、「山間部では、降雨が続くことに加え、雨が数日間降ったため、土砂はすでに飽和状態になっており、いつでも災害を引き起こす可能性がある。よって、最も大きかった風雨が過ぎたと言っても、関連する警戒を解除してはいけない。」と話しています。
一方、4日午前4時、南部・屏東県の高屏大橋の屏東県側では、街路樹が排水トンネルの前に倒れ、35歳の男性オートバイ運転者が下敷きになって負傷し、屏東病院に搬送された事故がありました。消防署によりますと、3日から4日の未明まで、台風によりけがをした人が78人、死者数が0人です。
交通部公路総局は、山間部の道路では、まだ土砂崩れや岩石の落下が発生しやすく、道路状況が常に変化していると強調、通行人に対して天気や交通情報に留意し、スケージュールを事前に組み、対応策を用意しておくよう呼びかけています。
(編集:許芳瑋/王淑卿)