台北市の蔣萬安・市長は29日夜、訪問先の中国・上海市で上海市の龔正・市長と会談しました。蒋・市長は挨拶の中で、歴史について語り、また上海と台北はともに帝国主義の侵略を経験したことを指摘し、蔣経国・元総統が台湾の政治を開放したことに言及しました。
蒋・市長は、歴史は続いていくもので、現実は発展していくものだ。前に進みながらも、ペースを調整し、対策に対応しなければならないと述べ、祖父である蒋経国・元総統がかつて語った「時代は変化し、環境は変化し、潮流も変化した」という言葉を引用し、台湾は急速な政治開放、社会的進歩と経済発展を達成した。それは両岸関係の突破口にもつながったと述べました。
蒋・市長は、台北上海都市フォーラム(台北上海双城論壇)に出席するため、3日間の日程で上海を訪問しています。
このフォーラムは2010年から台北市と上海市の交流を目的に毎年行われてきたもので、この数年は新型コロナウイルスの流行の影響で、オンライン開催となっていました。対面での開催は4年ぶりとなります。
(編集:岩口敬子/王淑卿)