アメリカ国務省が台湾へのF-16型戦闘機の「赤外線捜索追尾システム(IRST system)」売却を承認し、議会に通知した。このシステムは、目標を探知して追尾することができると共に、目標をロックオンした後、関連のデータをミサイルに送ることができ、我が国の空軍の力を大幅に強めることができる。中国はこのほど、福建省福州の沖に実弾演習を行った。それはアメリカの台湾への武器許与に対する不満の表れかもという憶測が流れている。これに対して、野党・国民党の呉斯懐・立法委員(国会議員)は、軍事演習は長期的な計画の一部であり、突然行うものではないとみているが、与党・民進党の鍾佳濱・立法委員は、中国の軍事拡張について油断できないとして、警戒を呼び掛けている。
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F-16戦闘機の胴体に取り付けられているのは、アメリカが台湾への売却を通知した「赤外線捜索追尾システム(IRST system)」。
このシステムは目標を探知して追尾することができるほか、ほかの兵器と情報交換することもできます。
国防戦略と資源研究所の蘇紫雲・所長
「目標をロックオンしたあと、地面を攻撃するAIM-120ミサイル、またはサイドワインダー・ミサイルに射距離などのデータを送ることができる。」
中国軍は最近頻繁に軍事演習を行い、このほど福州の沖に実弾演習を行ったばかりです。
アメリカがこのタイミングに台湾への武器供与を承認したことに、中国が軍事行動で対応するかどうかに注目が集まっています。台湾へのアメリカの武器供与に対する反発かもとの見方もあります。
与党・民進党所属の鍾佳濱・立法委員(国会議員)
「もちろん油断できない。しかし、中国は台湾だけをターゲットにするとは思わない。」
野党・国民党の呉斯懐・立法委員(国会議員)
「三軍の合同演習は突然始まったものがほどんとない。
プレッシャーがかけられると、演習で対抗。
これはプロの考え方ではない。」
行政院は24日、来年度の予算案を承認、そのうち、国防予算はGDPの約2.5%を占める6068億台湾元です。
総統府の黄重諺・副秘書長
「日本、韓国、フィリピンの国防予算が史上最高になっても一種の挑発行為だろうか」
国防予算が年々増加しています。近く引き渡されるアメリカの兵器への支払いのほか、国軍の人件費やメンテナンス費用なども引き上げられました。アメリカの武器供与は、空軍の探知・追尾能力を高め、空からの脅威に対抗する力も強めています。