今年は、台湾とアフリカにあるエスワティニ王国の国交樹立と、エスワティニ王国の独立55周年、また、同国の国王ムスワティ3世(KING Mswati Ⅲ)の55歳の誕生日を迎える年でもあります。総統府は25日、蔡英文・総統は国王ムスワティ3世の招きに応じ、代表団を率いてエスワティニを訪問することを決定した。今回の訪問を通じて、我が国が友好国の堅固な支持への重視を示すほか、両国間の協力関係をさらに強化し、公衆衛生・医療、女性のエンパワーメントなどの各協力プロジェクトの実施状況を実際に確認すると発表しました。
日程について外交部(外務省)の李淳・政務次長(副大臣)の説明によりますと、9月5日午前に専用機で台湾を出発し、エスワティニに到着後、蔡・総統は国王ムスワティ3世と首脳会議を行い、協力文書の締結式に立ち会い、夜には、エスワティニ在住台湾人との晩餐会に出席します。
6日はエスワティニの建国記念日のため、蔡・総統は祝賀式典に出席するほか、政府系、病院を参観し、国王ムスワティ3世が主催する宴会に出席します。
7日にはメディアとの茶話会に出席するほか、国王ムスワティ3世の母親である王母・ヌトンビ王妃との面会、外交部所管の外郭団体、財団法人国際合作発展基金会(日本の国際協力機構=JICAに相当。略称は国合会、ICDF)が行う女性プロジェクト成果展への参観、技術団及び医療団との食事会への出席。同日午後、専用機で戻ることを予定しています。
新興5カ国首脳会議(BRICS summit、ブリックス・サミット)が今週(8/22~8/24)、南アフリカで行われたことから、対抗するものではないかという声もありますが、これについて李淳・政務次長は、9月6日がエスワティニの建国記念日のため、このタイミングで訪問することにした。ほかの理由はないと説明しました。
李淳・政務次長は、「エスワティニが独立して以来、建国記念式典は9月6日である。新興5カ国首脳会議や習近平・国家主席の訪問に対抗するつもりはない。ただ、タイミングが一致しただけだ」と話しています。
訪問団のメンバーには、経済部(経産省)の王美花・部長(大臣)、華僑委員会(僑委会)の徐佳青・委員長、陳其邁・高雄市長、総統府の張惇涵・副秘書長が含まれます。
(編集:許芳瑋/中野理繪/王淑卿)