行政院(内閣)が24日、民国113年度(2024年度)の中央政府総予算案を承認しました。歲出は2兆8818億台湾元(約13兆1704億円)、歲入は2兆7092億元(約12兆3816億円)でともに過去最大規模となりました。
行政院の陳建仁・院長(=首相)は来年2024年の予算案は国家発展と財政規律を考慮してゼロベース予算で編成された。歳入は5%増の1296億台湾元の増加。歳出は7・2%増加の1927億元の増加となり、過去最高を更新したと述べました。
主計処によると、歳入から歳出を差し引いた不足分1726億台湾元と、債務の返済分1150億台湾元を合わせた2876億台湾元(約1兆3150億円)について、1721億台湾元は国債の発行と前年度の余剰金1155億台湾元で賄い、来年の債務償還は1150億台湾元と、23年ぶりの高水準となります。
歳出予算を分野別にみると、社会福祉費が7,917億台湾元で27.5%を占め第1位となっています。
労働部の陳銘仁・次長は今年、行政院は財政規律を遵守し、労働保険予算を最大規模まで増額した。今年6月の労働保険基金の残高は8,600億台湾元に増加しており、来年この部分は、財政的に比較的安定すると信じていると述べました。
このほか、教育・科学・文化費が5,612億台湾元で19.5%を占め、経済開発費が4,342億台湾元で15.1%、国防費が4,312億台湾元で15.0%を占めています。国防費は特別予算を含めると、6068億台湾元、日本円で約2兆7600億円と過去最高を更新しています。
陳・院長は、2017年から2022年までの中央政府の最終決算は歳入・歳出ともに黒字であり、昨年はさらに5000億台湾元近くに達した。蔡・総統の任期中は、あらゆる産業の繁栄、コロナウィルス対策の成功に加え、海外からの台湾への投資熱、政府の積極的な公共建設投資と財政規律の厳守により、このような輝かしい成果を達成することができた。これはまさに政府と国民の共同努力の賜物であると述べました。
(編集:岩口敬子/王淑卿)