日本の自民党青年局局長の鈴木憲和衆議院議員率いる訪問団一行65人が22日、蔡英文・総統を表敬訪問しました。日本の国会議員8人を含む同訪問団は20日から23日まで台湾を訪問しています。一行は21日、頼清徳・副総統を表敬訪問し、立法院(国会)の游錫堃・院長(国会議長)や与野党の立法委員らと面会しました。
蔡・総統はあいさつの中で、台湾と日本は互いに助け合っている親友で、貿易、観光、科学技術などの分野でお互いにとって重要なパートナーだと述べ、日本が国際的な場で台湾のために声をあげ、台湾による国際組織への参加を支持していることに感謝すると共に、台湾は今後も日本と共に、地域の平和と安定を守り、地域の繁栄を発展を促すために努力すると約束しました。
蔡・総統は、ここ数年、台湾と日本が手を取り合って共に新型コロナウイルスのパンデミックを乗り越えてきた。気候の変動や偽情報などの世界的な議題に直面する中、双方はこれらの問題に対応した経験を共有したと同時に、若い世代もぜひ対策を探ることに参与してほしいと激励しました。

蔡・総統は、青年局の来訪は、台湾と日本の青年のさらなる交流を促し、青年局と台湾との交流を末永く続け、台日交流の面でより多くの成果を挙げるよう期待を示しました。
一方、鈴木憲和衆議院議員はあいさつの中で、21日夜、游錫堃・立法院長から教わった台湾のことわざ「一回生、二回熟、三回是朋友(初めて出会った時は見知らぬ人だった。再度出会った時は親しくなった。三回目出会うと、友達になったという意味)」を引用して蔡・総統への三回目の表敬訪問を形容しました。
鈴木憲和衆議院議員はまた、コロナ禍によってずっと中断をしていた自民党青年局訪問団一行65人が蔡総統を表敬訪問できたこと、水際措置が撤廃されて以降、日台間の相互交流が活発になってきていることの根底にあるのは、青年局のメンバーによる50年以上にわたる活動だと指摘し、これからも日台間のさらなる交流が発展をするように後押しをして、また努力をしていきたいと意気込みを見せました。
鈴木衆議院議員によりますと、このほど台湾を訪問した青年局の大先輩である麻生太郎元首相は、日本はしっかりと台湾と共に歩んでいくという力強いメッセージを発しました。台湾は日本にとっては自由、民主主義、そして基本的人権といった基本的な価値を共有する大変大切なパートナーであるし、また経済的な関係、そして人的交流も含めて日台間の絆というのをさらに深めていきたいと思うということです。
なお、鈴木衆議院議員は、台湾によるCPTPP参加を歓迎するとし、青年局はこの目標が達成できるよう支援すると表明しました。