台湾では今年、国際同性婚の対象が拡大され、母国で同性婚が認められていない国の人とも同性婚が可能になりましたが、対象は中国籍の人のみ除外されました。
このことを受け、日本の愛知県高浜市のしばぐち征寛議員は11日、台湾人の劉霊均さんと台北市で結婚届を提出しました。2人はTシャツと長ズボンを着ており、盛大な式典はありませんが、幸せそうだということです。
劉霊均さんは台湾中部の苗栗県で生まれ、台北で育ち、長年にわたり日本に滞在し、大学で非常勤講師を務めながら、ジェンダー平等運動に参加しています。一方、しばぐち征寛議員は今年の4月、日本の愛知県高浜市議会議員に選出され、2人は8月11日に大同区の戸政事務所に、結婚登録をしました。
当日、写真撮影を手伝った職員は、2人が控えめで静かに手続きを済ませた。2人はあまり話さないが、時折笑顔を交わしながらお互いを見つめており、非常に幸せそうに見えたと話しました。
また、職員によりますと、2人は手持ちのレインボー旗だけを持ってくるため、別のスタッフは自分の大きなレインボー旗を貸し出し、2人がそれを身にまとって記念撮影をしました。
2人の身分を知った後、戸政事務所の職員は、フェースブックページ「台北市大同区戸籍事務所」で写真を公開し、2人の幸せを祝福する言葉も付けています。その投稿は迅速にネット上で大きな反響を呼びました。
職員によりますと、2人との会話の中で、劉霊均さんがずっと信じられない気持ちを持っています。長年にわたりLGBTQの権利を求めており、パートナーと結婚することを待ち望んでいます。今、その夢が実現でき、「台湾が私のことを忘れていない、見捨てていない」という気持ちを伝えたいということです。
台北市民政局の統計によりますと、2023年7月までに、2人のうち、少なくとも1人の戸籍が台北市にある同性カップルが、合計1523組結婚登録を行いました。
(編集:許芳瑋/王淑卿)