中華民国外交部と台湾のシンクタンク、遠景基金会の共催による「ケダガランフォーラム」が8日に台北市内のホテルで開催され、蔡英文・総統があいさつを述べました。
蔡・総統はあいさつの中で、インド太平洋地域は、全世界で成長が最も早い地域だ。インド太平洋地域の安定は、全世界の経済と安定した発展につながると共に、21世紀の発展にとっても極めて重要だと強調しました。
蔡・総統はまた、インド太平洋地域の台頭は、政治制度の新たな緊張と矛盾を伴っている。独裁政権はさらに侵略的になり、さらに強くなっている。彼らは、自分の政治に対する主張は、民主主義よりニーズを満たすことができると確信している。これは国家の間、とりわけインド太平洋地域で摩擦が生じる主な原因になっている。民主主義国家、安全とルールに基づく国際秩序はこれまでにない挑戦に直面していると指摘しました。
蔡・総統は、今回のフォーラムの主要議題の一つは、グローバル・サプライチェーンの再構築における台湾の役割だとし、ハイテク産業、特に半導体分野における台湾の優位性は、より多元的でより強靭性の高いグローバル・サプライチェーンを構築するのに役立つとの見方を示しました。
蔡・総統は、台湾のハイテク産業、特に半導体分野における台湾の優位性は、安全なグローバル・サプライチェーンの重要な一環だ。重要な科学技術が濫用されることを防ぐことができる。台湾は精密機器の製造、人工知能、再生エネルギー、バイオテクノロジーなどの分野でイノベーションの役割を果たすことができる。これは、より多元的で、より強靭性の高くて干渉に対抗できるグローバル・サプライチェーンを構築するのに役立つと話しました。