台風5号(トクスリ) は28日午前10時ごろ、中国南東部の福建省に上陸し、勢力と暴風域も次第に弱まっています。台湾本島、バシー海峡、そして東沙諸島海域も脅威から脱しましたが、中央気象局は、離島の澎湖、金門に対しての陸上台風警報、台湾海峡と台湾北部海域に対しての海上警報を維持しています。澎湖、金門では、午後、台風が熱帯低気圧に衰えた後、警報が解除される見込みです。
中央災害対策センターによりますと、台風5号により、台湾で死亡者1名、けが人が7名発生しました。28日午後2時までの台湾全土での災害報告は合計1720件で、最も多かったのは街路樹の被害ということです。
中央災害対策センターの杜文珍‧副指揮官は、台風が徐々に遠ざかっても、後発性の被害が発生する可能性がある。南部、離島の澎湖、金門地域では、強風と豪雨に厳重な警戒が必要だ。また、デング熱の感染拡大を防止するため、医療‧環境保護に関連する部会が消毒を強化する必要がある。さらに、関連する支援金を早期入金できるため、農業委員会にも農林漁牧関連の被害認定調査を速やかに開始してもらうと指摘しました。
杜文珍‧副指揮官は、「台風が遠ざかっても、農林漁牧業界で持続的な被害が予想されるため、農業委員会に被害調査を迅速に開始してもらい、関連する支援も早急に提供してもらうよう指示した」と話しています。
(編集:許芳瑋/中野理繪/王淑卿)