フィリピンのギルバート・テオドロ(Gilbert Teodoro)国防相が、フィリピンと中国が外交関係を持っているため、台湾とが安全保障の面で協力する可能性はゼロだと表明しました。これに対し、外交部(外務省)は27日、テオドロ氏の発言を尊重しているが、中華民国台湾は主権独立国家であり、中華人民共和国と互いに隷属していないことを改めて強調しています。
外交部の劉永健・報道官は、外交部は、テオドロ氏が24日にフィリピンテレビ局のインタビューを受けた際に発表した、台湾とフィリピンの安全保障面での協力に関する言論に注目したと述べ、中華民国台湾は主権独立国家であり、中華人民共和国とは互いに隷属しない。中華人民共和国は一日たりとも台湾を統治したことはない。これが国際社会が認めた事実であり、また、現状でもあるため、疑いの余地はないと改めて強調しています。
劉永健・報道官はまた、台湾とフィリピン両国は、地政学的な関係が密接であり、ともにインド太平洋地域の平和と安定を固く支持しており、民主主義と法治などの価値観を共有している。この地域で挑発行為を行っている中国は、台湾海峡や東シナ海、南シナ海エリアを危険にさらしており、台湾はフィリピンなどの地域内での理念近い国々に、インド太平洋地域の平和、安定と発展を守るため、共に全体主義、権威主義の拡張に対抗しよう呼びかけました。
先日、外交部の吳釗燮・部長は、台湾とフィリピンは安全保障面での協力を考えすべきだと提案しました。これに対し、24日にフィリピンテレビ局のインタビューを受けたテオドロ氏が、協力の可能性について聞かれた際、協力できない。可能性がゼロだと答えました。
(編集:許芳瑋/中野理繪/王淑卿)