中華民国軍の定例軍事演習「漢光39号演習」は26日、3日目を迎え、初めて台湾北部の空の玄関口、桃園市の桃園国際空港で、中国軍の空挺作戦を阻止する訓練が行われました。演習は赤と青の2つの軍に分かれて行われ、空軍も演習に参加したほか、桃園国際空港の空港警察、消防、航空特殊部隊、民間の防衛チーム、特殊部隊が協力し、「国土防衛作戦の有効性の向上」を目的に実施されました。
空軍の元副司令官の張延廷氏は、今年の漢光演習は、深刻化する現在の共産党軍の脅威に対応するため、「実践化」の方向に進んでいると分析。台北が政治・経済の中心地であることから、共産党軍は台北を直接占領する意図があると考えられ、演習の重点エリアは北部に設定している。桃園国際空港での対空挺作戦訓練と台北港を守る演習の目的は、まさに共産党軍による着陸と政府解体を阻止することであると述べました。
台湾のシンクタンク、国家政策研究基金会の揭仲・副研究員は、今年の漢光演習では「後方支援」が主要項目として挙げられており、これは称賛に値すると考えている。しかし、戦時状況はより複雑であり、国防部は規模を拡大し、より多くの民間企業と連携し、分散型作業や準備用途として、より多くのメンテナンス拠点を設定する必要があると語りました。
なお、国防部によりますと、26日午後は台湾東部、および離島で、防空演習「萬安演習」が行われる予定でしたが、台風の影響により、花蓮、台東で中止となりました。
(編集:中野理絵/岩口敬子/王淑卿)